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登校

俺は家に帰った次の日にダンジョン協会に向かった。

理由は自身の装備は小太刀はいいが、防具は無いことに気付いて買いに行くためだ。

ダンジョン協会はアイテムの売買のみでは無く、クエスト発注(アイテム採取や変異種の討伐やダンジョンの攻略など)、武器防具の販売など行なっている。

装備は一般でも売っているが、信用度や完成度などわからないためダンジョン協会で購入する。


ダンジョン協会に到着したので首にランクカードを付けた。

ランクカードは黒い金属の板に白い星マークが付いたカードで、ダンジョン協会での探索者ランクがわかるようになっている。

これは一般人が依頼で来る場合などで見分けがつくようにと、カードによる依頼の受注などをスムーズに行うために、首にカードをかけて入店するのがルールだ。

中に入るとすぐにカウンターが目に入った。

中は真ん中に依頼受注カウンターが3つと、左右にアイテムカウンターと依頼発行や探索者手続きをするカウンターが一つずつある。

他にも壁には依頼の書かれた掲示板に、飲食店やアイテムに武器防具を売る店などまである。(依頼はスマホで見ることができるが、受注は直接しないといけない)

僕はカウンターに行かずにアイテムや武器防具が売っているエリアに向かった。


武器防具屋はドワーフのような小さく太いおじさんが営んでおり、俺の首の星1のランクカードを見てから。


「見習い探索者の装備はそっちだ」


「ありがとうございます」


親切に教えてくれたおじさんにお礼を言うと、無言で顔を背けて武器を磨き始めた。

俺はおじさんに教えてくれたエリアの防具を見てみたがどのようなものが良いかわからなかったため、自身の耐久力だと防具も保険的な意味しか持たないから、出来るだけ広範囲をカバーできる軽い防具を探した。

そして見つかったのは体の大部分を守るものでは無かったが、急所や人体の弱い部分のみの守る最低限の部分にのみ金属が付いてた、それ以外の部分はなんらかの皮と布でできており、防御力はそこまでなさそうだが色が黒でかっこいいのでこれにすることにした。


「これをください」


「おう、それをえらんだのか」


「はい」


「15万円だ」


「えっ結構高いですね」


通常はこのランクの防具は5万ほどで、思ったより高っかった。

しかし夏休みの間に一個100円のコアを1日千個取っていたため今貯金は300万ほどある。


「その防具は分身(わけみ)の防具だからな」


「あの分身ですか」


分身の防具は分身シリーズの1つで、ダンジョンで稀にドロップする装備のかなで特殊な物だ。

この分身シリーズは単色のなんらかの色がついており、特殊能力がありそれが「分身」という、自身の能力によってこのアイテム能力が上昇するという能力を持っている。

しかし見習い探索者なら自身より上の武器や防具のアイテムを持ったほうが早く成長できるし、中堅は自身と同ランクのアイテムでもしっかりとした特殊能力を持ったアイテムを使うため、レアだが安く売られている。(防具だと防御強化やシールドの能力を持った物もある)

でも値段以上の性能になる場合もあるが、以下にもなる事もあるが気に入ったため購入することにした。


「それじゃ買います」


「まいど、あとついでに同じ黒色の分身の武器はどうだい、今なら専用ケースを付けて防具合わせて25万円だ」


武器も防具と同じ値段のようだし、5万安くなっており専用ケースも付いているためお得だと思い買うことにした。


「それも買います」


「まいどあり」


俺は装備を専用ケース(リュック型)に入れてもらい背負って、ダンジョン協会を出て家に帰った。




そして登校日、俺は気合を入れながら装備を持って家を出た。

登校日にはすぐに試験がある。

探索者高校はほとんどの場合、探索者試験と普通試験があり、一学期の初めに探索者試験が最後に普通試験、二学期の初めに探索試験が最後に普通試験、三学期は最後に両方の試験を連続で行う。

そして今日は探索者試験を行う。

試験内容は3つで、探索者学科試験、ダンジョン探索試験、対人試験が行われる。

俺の場合一年の始まりの試験で学科以外最下位だった。

ダンジョン探索試験は自身でチームを組むか単独かを選ぶことができ、試験はダンジョンの潜った階層数と、素材の数やレア度などで点数がつき、対人試験は勝敗に戦略などを総計で点数がつく。

前回は1人で潜ったが、今回は友達と一緒にもぐる予定だ。


登校途中に友人と会った。


「翔斗おはよう」


「おはよう愛巣」


彼女は盾無守愛巣(たてむま あいす)で固有スキル「アイテムマスター」を持っている。

スキルの効果はアイテムを使いこなせるという、無意味なようなスキルだが、触ってすぐにその武器を使いこなせるすごいスキルだが、能力補正がないため冷遇されている。

俺が考えた彼女を強くする方法とは、アイテムを作るアイテムをつくり続ければ最強のアイテムをつくるのではと言う方法だ。(ハンマーをハンマーで作るのを繰り返すような事)


「今日の試験は一緒に行ってくれないか」


「いいよ、私も誰も一緒に行ってくれないし」


「俺、この夏休みの間に結構強くなったから期待していて」


「ほんと?期待しないでまっとくよ」


と信じて無さそうに少し微笑みながら言ってきた。

まあ自分でも強くなったのは信じられないし、自身のスキルなしだとまだ弱いままだ。


「はっ、お前が強くなっただって」


後ろからいきなり話しかけられて見ると、同じクラスで俺をいじめていた主犯格の男、真鍋がいた。

体は太めで横暴な性格ながらクラスではそこまで嫌われておらず、強さは一学年では真ん中より上ぐらい。

するといきなり殴りかかってきた。

俺は受け流すようにガードした。


「何防御してんだよ!」


とさらに蹴りを入れようとしたが。


「そこ!なにをやっているの」


と髪を肩より少し下まで伸ばした少女が止めにきた。

ここはもう学校が近く生徒も多い、彼女は制服で同じ学校なのは分かったが、学年はわからなかった。


「ふん」


と真鍋は大股で学校に向かって行った。

すると少女は心配してくれた。


「大丈夫ですか?」


「はい、ガードしたので」


「あっ、少しアザができてますね」


先程の攻撃はガードできたがステータスは倍以上違うため、少しアザができていた。

少女はその部分に手を当てると痛みが無くなり、アザを見ると無くなっていた。


「ありがとうございます、回復士の方ですか?」


「はい、治癒術と回復魔術のスキルを持ってます」


「へぇすごいですね」


と愛巣も話に入ってきた。

回復士が冒険者高校に入学するのは1人いるかどうかで、ほとんど医療関係の高校や高偏差値の高校に、行く場合が多いのでこの少女は多分この高校唯一の回復士、光聖(ひかり せい)なのだろう。

光聖の噂は聞いたことがある。

2年生ながら生徒会に入り、正義感が強く回復士ながら【刀術】の派生スキル【薙刀術】を持っており戦闘力も高い。

【治癒術】の治癒系技術の強化により、【回復魔術】が強化されており、光聖は[聖女]の二つ名を持っている。


「もしかして光聖さんですか」


「はいそうです、私のこと知ってました?」


「はい2年生の聖女って聞いたことあります」


「直接言われると恥ずかしいですね」


と少し照れたように頬を赤らめていた。


「あっ、自己紹介するの忘れてました、私は盾無守愛巣です」


「俺は花間翔斗です」


「翔斗、今俺って言った?もしかしてカッコつけてるの」


「そんなんじゃねえよ」


「えー、前まで僕僕言ってたのに」


「夏休みの間に変わったんだよ」


「なんかうける」


「なにがだよ!」


「仲がいいんですね」


と愛巣と言い合いしていると、光聖さんが微笑みながら俺らに言ってきた。

愛巣は高校での唯一の友人なので仲はいい方だと思う。

もし学校を辞める場合の心残りは彼女だけだった。


「光さんにはそう見えますか?」


「はい、私のことは聖でいいですよ」


「なら俺のことも翔斗って呼んでください、聖さんって呼ぶんで」


「あっ私も私も、愛巣ってよっでください」


「はい」


聖さんは嬉しそうに答えてた。

俺達は靴箱まで話しながら向かった。







花間翔斗 レベル23

腕力 23

脚力 23

器用 23

耐性 23

魔力 23

固有スキル【カード召喚】

派生スキル【???】【???】

通常スキル【自己回復】【回避】【剣術】【水魔術】




一般人 レベル10

腕力 20〜50

脚力 20〜50

器用 20〜50

耐性 20〜50

魔力 20〜50

スキル

通常スキル 【……】



探索者高校生一年通常 レベル10

腕力 60〜90

脚力 60〜90

器用 60〜90

耐性 60〜90

魔力 60〜90

通常スキル【……】【……】【……】


探索者高校生一年トップ レベル10

腕力 80〜100

脚力 80〜100

器用 80〜100

耐性 80〜100

魔力 80〜100

固有スキルor職業スキル【……】

通常スキル【……】【……】【……】




スキルは7種類ある。

通常・複合・固有・継承・職業・派生・種族

・通常は訓練や経験で習得可能。(適正もあり適正が無ければ習得は難しい)(回復魔術など適正が持つ人が少ない通常スキルもある)

・複合は通常スキルが一定量あった場合融合したスキル。(【剣術】や【槍術】などの武術系スキルを7割以上習得で、【武術】という複合スキルを手に入る)

・固有は生まれながらに持ったスキル。(強力なのが多く、弱いと逆に嫉妬で差別される)(固有スキルの魔術は魔法と書かれて、現存する魔術は固有スキルの魔法の劣化版)

・継承は人が作りだしたスキルで元々存在しないスキルなため通常スキルより強め。(固有スキルを見て訓練して手に入れた継承スキルもあるが劣化版である)(【魔装】の固有スキルを見て【魔装術】の継承スキルをつか出した)

・職業はその職業に関するスキルの詰み合わせ。(【剣豪】なら【剣術】【剣強化】【魔法剣】【飛剣】など剣に関するスキルの詰み合わせ)

・派生はスキルが進化したり、分離強化や能力追加されたスキル。(【剣術】に【双剣術】が派生したり、【剣術】が【上位剣術】に進化したりなど)

・種族はその種族限定のスキルで、人族は特に無いがモンスターに多いスキル。(スライムが【再生】【消化】などのスキルが種族スキル)




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