34 オーク狩りに行こう!
翌朝……
「ライ君おはよぉ」
多いなあくびをついてマナがリビングへと降りてきた。
「マナおはよう」
俺たちは直ぐに着替え、どらごとの待ち合わせ場所へと向かった。
「よっ」
ドラゴか笑いながら俺たちに手を振る。
そして俺とマナとドラゴはお金を稼ぐ場所に着いて話し合いを始めた。
「とりあえずなんだが、俺は昨日、マナに教えてもらった平野に行ってみることにするよ。2人はどうするんだ?」
「私は取りあえず近くのお店で働かさせて貰えないか頼んでみるよ」
「俺は力仕事を探してみようと思ってるんだが、ライの言ってる平野でなにするんだ?」
俺は昨日マナから教えてもらったことを全て話した。すると、
「あ! 俺もそれがいい!」
そう言ってドラゴは返事をした。
「まぁ、それはいいんだが、さっきの話が本当かは分からないぞ?」
そう伝えるが、ドラゴは「大丈夫大丈夫」と俺の背中をポンっと叩いた。
まぁ、一人より数人いた方が良いしな。ってなると……
「マナはどうする?」
「どうするって、なにが?」
「いや、俺とドラゴは同じとこでゴールド稼ぐって話なのにマナだけ違うとこはちょっとなんか、こー、悪いって言うか」
ごちゃごちゃしながら俺がそう伝えるとマナは少し間を置いてから、ニッコリした表情で、
「……じゃぁ! 私も平野に行きます!」
この笑顔守りたい定期。
こうして俺たち三人は、肉をドロップすると言われるオークを倒しにいつもとは違う平野に向かった。
―――――――――――――――――――――――
「ここがその平野か……」
カルテさんのお店を越え、2〜3分歩いたところにはとてつもなく広い平野があった。
俺たちがいつもいる平野の多分2、3倍はある。地平線見えないかな? ってかこの世界って丸いの?
なんて疑問を何故かここで抱きつつも、チラホラオークよ姿が見えた。
「あれが噂の肉を落とすオークさんか」
「なんか、色黒くねーか?」
「体調悪いのかな?」
確かに俺たちが知ってるオークの色ではない。体調悪いのかな? はちょっと違う気がするけども。
「んー、まぁ、試しに一匹倒してみるか……」
と、ナイフを持って近ずいた瞬間……
ブビガブビガ
オークがこっちに猛烈ダッシュをしてきた。何匹も。
「えぇ! 嘘! あのでっかいのオークの上位互換的なのかよ!」
まぁ、たかがオークだ。ぱぱっと狩って……
ちょ、早くね?
ドン!
俺はオークに吹き飛ばされた。オークに吹き飛ばされるのは何ヶ月ぶりだろう。
「くっ……二人とも気をつけろ! いつものやつらとは違うぞ!」
と、パーティリーダーっぽく忠告をしてみたのだが……
「ライ君。なんか私たち敵対されてないみたいなんだけど……」
本当だ。オークたちは俺にだけ向かって走ってくる。
もしかして……
そう思い、俺はナイフを腰に着けているケースにしまった。すると、
ブヒガブヒガ
敵対は収まった。こやつら頭いいな……
「これ……武器をしまうと敵対しなくなったな」
でも、それならかなり戦いやすい。とりあえず一匹狩ってみるか。
「二人ともとりあえず一匹狩ってみよう」
こうして俺たちはオークが周りな一匹しかいない場所を探し、そのオークを狩った。
「意外と硬いな……」
三人で一匹だったので楽ではあったが、恐らく俺のナイフだと5発はかかる。
「あ、でも見て! お肉落としてます!」
マナがそれを持ってプラプラさせていた。
それは紛れもなく生の豚肉だった。
これは稼げる!
「よしっ! これで稼げるぞ!」
それから俺たちはオークを狩り続けた。
狩って行くうちに、色々わかったことがあった。
必ず肉をドロップする訳ではない。でも、逆に二つ一匹からドロップすることもあった。
「二時間で……42個か」
単価は分からないがそこそこ手に入れられた。
「これをどこに売るかなんだが……」
「街のお肉屋さんに売りましょう!」
―――――――――――――――――――――――
ここは街のお肉屋さん。カルテさんの店の近くにあるお店だ。
「マナ……行ってきてくれ……」
「え、え、なんで私なんですか!」
お肉屋さんの人。かなり怖〜い顔してるもん。すぐ殴りそうだもん。
「俺は……ちょっと、お話が下手でさ」
「じ、じゃぁ、ドラゴ君が行ってくださいよ!」
すると、
「しゃーねーなぁ。任せとけ」
わお。男気。
ドラゴは肉がパンパンに入った袋を持って店へと尋ねて行った。
数分後……
「ドラゴお帰り。どうだった……」
そう聞くと同時に俺はドラゴが持っている袋を見た。
パンパンだった。そーか……売れなかったのか……
「二人とも聞いてくれ」
俺たちは何故か目を瞑った。
「あの肉。1つで1000ゴールドだった」
……?
……!
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