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29 二つの選択肢

 俺たちはゴーレムを倒し、3つの分かれ道がある場所に戻ってきた。


「んで、さっきは真ん中でハズレだったから……右か左か」

 俺は右と左の道を指さす。


「どーすんだ? またミスったらめんどくせぇぞ」

「そーね……」

 ここで外せばまたあのゴーレム級のモンスターと戦わないと行けないかもしれない。


「はい。投票しまーす。また、せーのって行ったら自分の行きたい方向に指を指してください。行きますよ〜……せーの!」


 俺は右を指さした。マナを見ると左、ドラゴは右を指していた。

「右……だな」

 俺が言うのもなんだが俺とドラゴが指さした右はちょっと危ない気もするけど……まぁ行ってみないとわかんないか。


「それじゃ右、行きましょー!」

 俺たちは右の道を進んで行った。もうモンスター居ないといいな……


 また、さっきみたいに数分歩くと……

「行き止まりは来ない……けど、ゴールも見えないな……」

 さっきっから同じ道が永遠と続いている。


「これ、どーなってんだ?」

「なんか同じ道ずっと通って見るみたい」

 確かにそうだな。同じ道をずっと通っているみたいだ。こんなあるある展開あるのか?お願いします。ただ長い道でありますように!


 なんて考えていると……

「お、なんか道が開けてきてないか?」

 そこには少し広い空間があった。


「もしかしてここが……ゴール?……ってあれ! もしかして……」

 開けた空間の一番奥の壁には緑色に輝く武器がいくつかあった。俺が特攻武器か! 光ってるから多分そうだ!


「これが……特攻武器……ですね! ライ君!見つけました!」

「ってこれ強くねぇーか。ナイフも片手剣も大剣もあるぞ!」

 特攻武器は壁にある突起にかかっていた。この武器構成……主人公補正……か?


 俺たちは走って特攻武器に近ずき、ナイフを手に取る。マナは片手剣を、ドラゴは大剣を手に取った。


 軽い……おっさんに貰った全特攻のナイフよりかなり軽い。かなり使いやすそうだ。


「これすごい持ちやすい!」

「こりゃ大剣持ってる感じしねーな。重さがなくても使いやすいもんなんだな」


 二人ともお気に滅入ったそうだ。

 この三つの武器以外にもうひとつ武器があった。魔法の杖のようなものがあったのだが、二人は気にせず陽気にUターンして戻り始めてしまった。

 まぁいいか。この武器俺には使えないしな。でも……一応持ち帰ってしまおう。使えたら面白そうだし。


 こうして俺たちはダンジョンの入口に向かった。


 ―――――――――――――――――――――――


「こりゃもう暗くなりそうだな」

 ダンジョンの外に出ると辺りは夕焼けに照らされていた。早く帰ろう……と思ったが、


 ブビガブヒガ


 聞き覚えのある鳴き声が……

「おいおい……マジで言ってんのかよ……」

 オークのおっきい奴らだよ! あーもうめんどい! まだ敵対してんのかよ!


「これはやるしかなさそう……」

「いつ敵対が治るかわかんねぇーが、治らねぇなら全部倒しちまばいい話だな!」

 マナもドラゴもやる気だし、二刀流の練習も兼ねて狩るか……


 俺たちはオークに向かって走り出し、狩りを始めた。


 スパン!


 初の二刀流だがかなり様になってる気がするぞ! どこぞのストリームを使いたくなるがそこまでの強さはまだ兼ね備えてないようだ。出来ても4連撃。


 俺が三匹狩ると急に敵対が止まった。


 ブヒガブヒガ


「なんで急に治まったんだ?」

「うーん。もしかして、夜になったら治まるとかですかね? ちょうど太陽が隠れましたし」

「そーみたいだな。疲れたし帰るか」


 とりあえず良かった。このままずっと敵対されてたらどーなっていたことか……


 でも、今日は特攻武器も見つけたし、かなりの成果だ! 本格的に龍討伐が近づいて来た……!


 ―――――――――――――――――――――――


「んじゃーな、ドラゴ」

「おう!」

 俺たちはドラゴと別れ、いつもの帰り道にいた。


 俺もマナも疲れていたのか会話が少なかった。

 するとマナが、

「ライ君。私、ライ君の事が好きです」


 ……! ……?

 好き? 好き!? どーゆーこと? 告白? もうそんなイベント来るの? 会話がなかったのはわかるけどそれはさすがに早くない!? でも、マナは優しいし可愛いしスペックはめっちゃ高いけど……

「え? ちょ、あ……」


 俺が全力で戸惑っていると、

「仲間としてですよ。ライ君」

 マナは微笑んでそう答えた。

 なんだよ……いろいろ思わせやがって……


「お、俺も好きだぜ。マナのこと」

「え? 仲間としてですよ……ね?」

「あぁ、そーだ」

 俺たちは顔を合わせ微笑んだ……いや、大笑いした。

 こーやって過ごせるのもあと少しか。龍。龍! 俺が……俺たちが絶対ぶっ飛ばす!

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