27 特攻武器の居場所
あれから2週間ほどダンジョンに潜り、かなり戦いにも慣れてきた。
ここでひとつ問題が生じていた。
ここはドラゴとの待ち合わせ場所。
「ライ君。そう言えばさ、特攻武器ってどこにあるのかな?」
特攻武器。そういえばそんなものもあったな。これが無いと龍にダメージが入れられないらしい。色んなダンジョンに潜っていたのだが、それらしきものはひとつも見つかっていなかった。
「んー、分からない」
と答えるとドラゴが待ち合わせ場所に到着した。
「ドラゴおはよ。ドラゴって特攻武器の場所とか知らないか?」
ドラゴはうーん。と言い考えた挙句「あっ!」と何かを閃いたかのような顔をした後、
「わかんね」
おーい。待った時間返せ。まぁ、いいか。
「とりあえず久しぶりに平野でも行くか」
「そうね」
それから俺らは歩き始めた。
―――――――――――――――――――――――
俺たちは平野に着いた。いつもどうりたくさんのオークが湧いている。
「そーいえばよ、平野のこの先行ったことなかったよな」
ドラゴがそう言って指を指す。確かに俺たちはずっとこと入口付近で素質の体得やらなんやらしていた。
「んじゃ、あっちの方行ってみるか」
そう言って俺たちはドラゴが指さしていた方に歩いていった。
それから数分歩いた。
すると前からオークが近づいてきた。しかし……
「なんか、サイズ感でかくないかこいつ」
ブヒガブヒガ
オークが鼻を近づけてくる。
俺たちが今まで虐殺してきたオークたちよりも一回り、いや、二回り大きかった。
相変わらず敵対は持っていなく、めちゃくちゃなついてくる……
「ていやぁぁぁぁあ!」
そう言ってマナはオークを蹴り飛ばした。いや待てよ!? 意外とこのオークデカかったぞ? どこぞのサッカー少年かよ!
すると案の定、
ブビガブヒガ
オークが猛突進してきた……のだが普通のオークとは違うところがあった。
「おいおい……なんでこんなに数いるんだよ! マナ何匹蹴ってんだよ!」
「え? 私一匹しか蹴ってない!」
そう。この大きめのオーク達は群れで俺たちに襲いかかってきたのだ。めんどくさい事になった……
「あぁもう! 考えてないで倒すぞ!」
俺たちは武器を持ち、突進してくるオーク達を狩り始めた。普通のオークは全員一撃で倒せるのだがこいつらはドラゴの大剣でしか一撃で倒せないことに気づき軽く絶望した。
「もう何匹来るんだよ!」
「すみません〜。本当にごめんなさい!」
狩っても狩っても何匹も突進してくる。これじゃキリがない。じゃぁ……
「走れ! 逃げるぞ!」
俺は逃げることにシフトチェンジした。
あ、でもドラゴ加速体得してないから置いていくことになるけど……しゃーない。
「ドラゴ! お前は先に……あ! あそこにある洞窟のダンジョンに入っとけ! 他のダンジョンのモンスターは入れないはずだから!」
そう言ってドラゴを先に行かせた。
「ライ君。私も時間稼ぎお供します。私のせいですし……」
しょんぼりするマナの頭をワシャワシャし、俺は「気にすんな」と言ってオークを狩り始めた。
三匹のオークを倒し、ドラゴを確認するとダンジョンに到着していた。
「マナ! そろそろ行くぞ!」
俺たちはオークの群れをフル無視してダッシュでダンジョンへと向かった。
「はぁ……はぁ……。逃げ切った……。」
俺とマナはダンジョンで待つドラゴと合流し、膝に手をついて体力を回復していた。
すると、
「おいライ。これ普通のダンジョンと違くないか?」
俺は膝に手をつきながら顔を上げた。
「本当だ」
そこにはダンジョンみたいに岩岩していなかった。何かの遺跡のような模様の壁が奥まで続いていた。
「もしかして……ここ……特攻武器あったりするんじゃないのか!」
そう叫ぶと
ガーン!
後ろで大きな音がした。
「……え?」
入口が分厚い壁で塞がれていた。
どっちにしろダンジョン攻略しないと行けなさそうだ。それにしてもなんでこんなにダンジョンは暗いんだよ! 見ずらい!
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