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それでいい。  作者: S。
2/7

いちばんめ


今の私も相変わらず臆病者です。

人生の半分は後悔です。

でも、不幸ではないです。

だって、私の味方だと言ってくれた

そんな大切な人達がいたから…。





16歳に出会った彼は私の2つ上

裏切られても嘘をつかれても

2番目でも…それでもいいと誓った。

人生で初めて愛した人は今も変わらず彼。

初めて付き合った人に3股された私を

慰めてくれたのは彼で。

お互い中学の時に虐められていて不登校な人生を

歩んだからこそ分かり合える人だった

人は人に騙されて生きている。

だから人を信じることが出来なかった私に

手を差し伸べてくれた人に…騙された。


バカだな。って笑ってくれた彼に

泣き崩れて、一緒に笑って、一緒に怒ってくれた

それでも好きになってしまったんだから…

仕方ないよな。って言葉に救われたんだよ。


そんな彼と4年付き合った。

毎日一緒に居て

毎日喧嘩して笑って泣いた。

彼が逮捕された時は頭が真っ白になるくらい

家の帰り方も息の仕方も分からなかった

1週間くらいはお腹が空くこともなかった

人間って不思議ね。

私には彼しか信じれる人も居なければ

助けを求められる人も居ない。

でも、今なら分かるんだよ

全て私の為だった事。


彼は家でも自分の居場所が無かった

家に居るのが苦痛だったこと知ってたのに

助けてあげれなかった。

アルバイトもなかなか採用されない

そんな世間に冷たいハーフの彼を私が

助けてあげられることは

お金を貸すこと。だった…

バカだと言われればバカだったな。と思った

16の私にはそれしか思いつかなかったから

記念日のデートはどこにも行かず公園で過ごしたり

学校の授業サボったり

ファーストフード店でご飯食べたり

写真を撮る。それだけで私は幸せだった

誕生日には彼が欲しいと言ったモノは全て

プレゼントした。

それが私の出来ることだと思ったから

私の誕生日の日は何も求めなかった

彼が居てくれる…隣でおめでとう。と

言ってくれる。

キスして抱き締めてくれるだけで幸せだった。


日に日に貸したお金が増えていった

ご飯代は全て私。

だって…私たち一生離れないでしょ?

結婚して、一緒に暮らして…そう誓ったから



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