表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕らの学園戦争  作者: 森岡 タクミ
1/1

2017/11/13_20:54:59

今回で2回目の小説投稿となりました。

この前は、初めての投稿で少しドキドキしていたけど、案外小説を書いていると書いてる自分も楽しくなってきたのでいいなと思いましたw

今回は第1章の1話目絶望の予兆でございます。

今回は自分の中でもなかなかの仕上がりだと思うので是非ご覧になってください。

  第1章 1話 絶望の予兆


 俺の名前は冴島 拓人《さえじま たくと》、山川高校に通っている高校2年生である。

 勉強もスポーツも平凡へいぼんで、特にこれと言った特技もない上に、趣味しゅみもない。おまけに、部活動にも入っていないので、ただの帰宅部である。

 しかも、住んでいるところは島の北側にあるド田舎と来たものだ。村にはネットも通っていない上に、家の周りは田んぼだらけで、公共の娯楽施設や、飲食店、ショッピングモールなども一切ない!

 もうすでに高校の薔薇色ばらいろ生活の半分以上を無駄むだにしてしまっているこの俺に、国語の高橋先生が

「冴島!国語の教科書P.125走れメロスを第一段落から読んで見ろ!」

「は、はい!!」俺は勢いよく立ったものの、その日は国語の教科書を忘れてしまっていたのだ。

(やっべぇ!どーしよう!!)と、心の中で冷や汗を流しながら焦っていた俺に、隣の席に座っている女子生徒、朝比奈 蒼依《あさひな あおい》が

「んっ」と、俺に向かって教科書を差し出してきた。「ありがとう蒼依」と、俺が言うと蒼依はこくりとうなずいた。

 そして、国語の時間が終わり休み時間になると「いやー、いつも悪いな蒼依!あの時は助かった」と、拓人が言うと、蒼依はふくれた様子で「何があの時は助かったよ!あんたってほんっとに昔からおっちょこちょいよね!」「何だよ!悪いかよ!」と、2人で小学生レベルの口論を始めた。

 2人は昔からの知り合いで、生まれた時から家も隣同士で、幼稚園から、小学校、中学校、そして高校と今までずっと一緒だったのである。これは、いわゆる「幼なじみ」

 ()()()()と、言うやつだ。

 すると、前の席から「お前らってほんっとに仲がいいよな笑」と、2人の中学時代からの親友である築部 智《つくべ さとし》が言ってきた。

 すると、拓人が「おい、智!俺達は決して仲は良くないぞ」と、反論すると、蒼依も便乗して、そーだ!そーだ!と、反論している。

 すると、また智が「いやいやー、喧嘩けんかするほど仲がよいっていうじゃん」と、智が含み笑いで言うと、2人ともヴッと押し黙った。

 そう3人はいつも通りの何気ない会話をしていると、ふと空がだんだん薄暗くくもっていった。

 すると、それに気づいた智が「あれ?まだ昼の1時過ぎなのに何でこんなに暗いんだ?」と言うと、急に島全体のどこからでも見えるように、島の上空に巨大なスクリーンが、写し出された。するとみんなが、何だ何だとざわつき始めると、スクリーンから奇妙で、不気味な高笑いが島全体に響き始めた。

今回僕の2回目の投稿を読んで頂きありがとうございました。

いかがでしたか?いよいよ本格的に、僕らの学園戦争が始動し始めましたねw今回は自分の中でもなかなかの自信作なので、是非読んで頂けるとありがたいです。

しかし、まだ始めたばかりなので、至らない部分もあるかもしれませんが、応援してくれたら、僕の力にもなるので嬉しいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ