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いよいよ 始まります ヘタレ転生【L】⦅⚆˽⚆⦆君の デビュー戦 

第十三話 魔法の修行 ④ 秘伝「そっぽ撃ち」 & 第十四話 始祖魔将 魔法戦ルール & 第十五話 相手は【ゲドーン】道場 門下生 & 第十六話 「もうヤダ、俺は帰る」 & 第十七話 予選 俺の 第六試合


֎۞இ֍۞෴֎۞ቓ֍۞ᎇ֎۞Ꮜ֍۞ᢱ֎۞ᗟ֍۞ᛶ֎۞₪֍۞ಹ֎۞⡺֍۞Д֎۞६֍۞Ⲯ֎۞Ⳗ֍۞ⳬ֎


 読者諸兄への 御忠告です。

 この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。

 必ず、ご了承の上、お読みください。

 この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。

 作者は 一切の責任を 負いません。


֎۞ధ֍۞߷֎۞ఴ֍۞੪֎۞ന֍۞፰֎۞ᗖ֍۞ᙈ֎۞ᛯ֍۞ᨒ֎۞ᱪ֍۞֎۞ㅰ֍۞ꁉ֎۞ꕍ֍۞ꙭ֎


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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の7 【L】#####

##### 前編 ⦅⚆˽⚆⦆ 《魔法名人戦》     #####

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***** 第十三話 魔法の修行 ④ 秘伝「そっぽ撃ち」*****

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「見て撃つな」「見れば 避けられる」؏ᐠܦᐟԇ「横を向いて撃て」


「へ、それじゃ、当たりませんよ」⦅⚆˽⚆⦆鼻が吹き飛んだ。痛みに のたうつ俺。


 師匠は 全てを 凍り付かせる声で 唯 一言。「当てろ」と 言った。



 延々と続く 射撃訓練、俺の魔力で 造れる魔弾は 1日に1ッ発。


؏ᐠܦᐟԇ「魔力は 俺がくれてやる。何発分でもな」氷の魔王が 無表情に言った。



 《親和性の有る魔力》だったら良かったのだが、生憎、親和性は 皆無だった。


 反発する、他人の魔力を 捻じ込まれる。腹一杯なのに、丼飯を突っ込まれるのだ。



 当然身体は 拒否反応を起こす。だが、氷結の魔王が それを許す筈も無かった。


「苦しいか。痛いか。そう感じるなら 安心しろ、生きてる証拠だ」؏ᐠܦᐟԇ



「他人の魔力だって。審判にバレますよ」・・・⦅ᕀ˽ᐩ⦆(やめてくれ、苦しい)


「心配いらん。他人の飯でも 喰っちまえば 同じ糞だ。証明など出来ん」؏ᐠܦᐟԇ



 それでも、命中率は4分の一、75%はハズレだった。射程距離 10mで。

 見て撃てば 4分の3は当たるのに。



・・・・・ 俺の 言い分も 聞いてくれ ・・・・・


 俺の魔力は少ない。だから、一発必中、【魔弾の射手】を選んだ。


 狩人のオッちゃんが 教えてくれた「飛ぶ鳥も いつかは降りる」



 どんな、猛獣・魔獣でも、『止まる』瞬間が有る。弱点・急所を撃つのは その時だ。


 だから狩人は それを待つ・それを狙う。自分を隠し、相手の死角から。



「バーカ、相手は人間だぞ。だから 金になる。魔獣相手では 割に合わん」؏ᐠܦᐟԇ


「賭けにならない からでしょう」ドッカーン、バッカーン、ズッコーン⦅X˽X⦆。


・・・(【雉も鳴かずば撃たれまいに】)



****************************

***** 第十四話 始祖魔将 魔法戦ルール *****

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 始祖魔将魔法戦ルール。細かい事は抜きにして、おおまかなルールを説明する。


1,魔法具は 使用可。

2,介添え人は 1人。

(注釈:介添え人が 味方を助けたり、敵方を妨害・攻撃した場合は 反則負け。

   :味方の 緊急救命救出や 瞬間再生も これに該当する)


 随分と ユルユルなルールだが、細かく決めると、観客が減るのだから 仕方無い。

 細かいルールなど、観客は無関心。オフサイドみたいなのは、観客には邪魔なのだ。



 予選の日は 晴れていた。真っ青な青空、雲一つ無い日本晴れ。



***** 予選 俺の 第一試合 *****


 相手は 俺と同じく 入試に失敗した奴だった。魔力量は 俺の5倍は 有るらしい。


 師匠の指示通り、逃げ回った。観客からは ヤジと罵声が飛んだが 構っちゃいない。


 観客より 師匠が怖い、師匠は 俺に賭けてる。負けたら〖折檻・折檻・折檻〗だ。



 相手は こちらが 逃げ回ってるのを 良い事に、好き放題 攻撃してくる。


 すでに 5ポイント取られた。小さいが 相手の攻撃が 5回も当たっているのだ。 



 後2ポイント取られたら、7ポイント差で テクニカルノックアウトだ。


 取られなくても、ポイント差で負ける、焦ってる俺に 待望の合図が。


 師匠のサインの無い、《GO》、相手の魔力が 途切れたのだ。



 俺は止まった。はずむ息を 無理やり抑え、近づき慎重に撃った。・・・実弾を。


 相手の立会人が 緊急救命救出を行った。・・・おれは【勝った】



 相手は 初陣だった。あがって ペース配分を 忘れていたようだ。


 俺も 初陣だが、師匠の指示通り動いた。いや、指示は無かった。



 師匠の あらゆる動き、一瞬でも目を離せば、飛んでくる拷問魔法。


 その先を読み、一歩半歩、動かなければ、拷問魔法を喰らう。


 恐怖の条件反射で、俺は動いていた。師匠の 操り人形のように。



***** 予選 俺の 第二試合 *****


 今度の相手は 結構 落ち着いていた。だが、俺も 落ち着いていた。


 そりゃそうだ、あの拷問特訓を 受けたんだ、それを思い出せば、どうって事は無い。



 師匠から 目を離さなければ、師匠の微妙な 微かな違いさえ 見逃さなければ。


 被弾は6ッ発だった。躱した魔法火石弾、27発。俺の魔力量の30倍以上だった。


 しかし、相手の魔力が 切れれば、同じ事。俺は魔弾一発で倒した。



 第三も第四試合も 同じように 勝てた。



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***** 第十五話 相手は【ゲドーン】道場 門下生 *****

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***** 予選 俺の 第五試合 前日 *****


 相手も 四戦全勝、〖五行派 元祖魔法魔聖 道場〗門下生【アオカーン】(ᵾᓗᵾ)



「⦅⚆˽⚆⦆が 四戦全勝、ありえん。勝てるはずが 無いのだが」ਅ៓ᚅ៓ኚ


「おれだって 四戦全勝、被弾0。あいつは 毎試合5・6発 喰らってますよ」(ᵾᓗᵾ)



「それがオカシイ。ならば、なぜ負けない。7発目だけは 的確に 躱してる」ਅ៓ᚅ៓ኚ


「いつも、相手が魔力切れで 動けなくなって、それから 反撃してますね」(ᵾᓗᵾ)



「⦅⚆˽⚆⦆は 全て一発【KO】。もしかすると、魔力が一発分しか無い?」ਅ៓ᚅ៓ኚ


「一発外したら、お終いなんて、博打じゃないですから。これは 試合ですよ」(ᵾᓗᵾ)



「【オダーク】؏ᐠܦᐟԇ は 博打狂いだ。やりかねん」ਅ៓ᚅ៓ኚ


「明日の試合、最初は 魔法を使うな、魔力を温存しろ」



***** 予選 俺の 第五試合 当日 *****



 (ᵾᓗᵾ)は 刀を抜いて 切りかかって来た。おれは それを躱す、かわす、カワス。


 傍目には そう見えたろうが、俺は違う。師匠の指示通り 動いただけだった。



 おれが 魔銃を担いで 逃げ回り、(ᵾᓗᵾ)が 刀を振りかざし 追い掛け回る。


 観客は 面白がっていた。こんな、ドタバタ喜劇の試合、見た事無かったのだろう。



〖五行派 元祖魔法魔聖 道場〗道場主【ゲドーン】の 顔が紅潮してきた。



・・・ਅ៓ᚅ៓ኚ(【オダーク】貴様、そこまでやるか。神聖な魔法試合を 虚仮にするか)


・・・؏ᐠܦᐟԇ (勝負は勝負、こっちは 逃げ回っていれば良い、別に勝たんでも良いし)



・・・ਅ៓ᚅ៓ኚ(正々堂々、戦っている者達に 恥ずかしいとは 思わんのか)


・・・؏ᐠܦᐟԇ (勝つことが 本にて候。まさか、連続で 貴様ん所とは 当たらんだろう)



・・・ਅ៓ᚅ៓ኚ(ならば止むを得ん。言質、しかと承った)「(ᵾᓗᵾ)封印を解除しろ」



 【アオカーン】(ᵾᓗᵾ)が 刀に魔力を 通した。「〖球雷〗封印解除」


 試合場を 目も眩む 球状の雷が 試合場を 埋めつくした。



؏ᐠܦꖴԇ「イカン、無茶しよる。⦅避雷針シールド⦆」「これだから 真面目な奴は」


・・・・・おれは 試合に【負けた】



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***** 第十六話 「もうヤダ、俺は帰る」 *****

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 真っ黒こげの 炭死体を見て、؏ᐠܦᐟԇ「流石に、これは無理かな」と 言いながら。

 修復魔術を施していた。【オダーク】は 一晩中休むこと無く、治療魔術を続けた。



「お、目が醒めたか。試合開始時間に 間に合わないかと 思ったぞ」؏ᐠܦᐟԇ


「冗談じゃ無い。まだ試合 やれってんですか。嫌です。田舎へ 帰ります」⦅⚆˽⚆⦆

「いくら何だって、こんなの、やってられっか。親爺 お袋、今 帰るからな」



「おいおい、まだ、試合が残ってるんだぞ。今 帰られたら ワシが困る」؏ᐠܦᐟԇ


「勝手に、困ったら良いでしょ。聞いてましたよ『流石に、これは無理かな』って」

「そりゃ 徒弟契約は しましたよ、でも命まで 預けた 覚えは有りません」⦅⚆˽⚆⦆



「ガーッハッハッハ。あれを 聞かれてたか。失敗、失敗」؏ᐠܦᐟԇ

「しかし、『田舎へ帰る』のは良いが。借金は ちゃんと 払って帰れよ」


「何言ってんですか。俺、借金なんて 有りませんよ」⦅⚆˽⚆⦆



「有る、大金札10枚だ。端数は 負けてやる」؏ᐠܦᐟԇ


「馬鹿馬鹿しい、金なんか、一回も借りた事 ありませんよ」⦅⚆˽⚆⦆



「うん、ワシが 代行しといてやった。借用書に お前の 署名捺印も有る」؏ᐠܦᐟԇ


「そんなの、私文書偽造じゃないですか、お役人に 訴えてやる」⦅⚆˽⚆⦆



「そりゃ、駄目だ。徒弟契約法で『師匠は、弟子の一切の権限を持つ』とある」؏ᐠܦᐟԇ

「この試合相手 100人の情報料だ。誰と当たるか 分らんから 参加者 全員のだ」



「嘘。そんなの、有りか。滅茶苦茶や。俺、そんなん 知らんがね」⦅ᕀ˽ᐩ⦆


「諦めい、それが 法律じゃ。知らん方が 悪い」؏ᐠܦᐟԇ



***************************

***** 第十七話 予選 俺の 第六試合 *****

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「これに勝てば、本戦出場だ。頑張れ、本戦からは 出場料が出るぞ」؏ᐠܦᐟԇ



「そんな事より、なんで、おれの左手の指が 魔弾になってんですか」⦅⚆˽o⦆


「お前が 右利きだからに 決まってるだろう」؏ᐠܦᐟԇ



「そういう話じゃ無い。なんで、五本の指が全部 魔弾なんですか」⦅o˽⚆⦆


「そりゃ、お前に魔力が 無いからだ。これで 6発撃てるぞ」؏ᐠܦᐟԇ



「そんな事、聞いてんじゃない。誰の許しを 貰って 人の指を勝手に」⦅o˽o⦆


「ワシじゃ。師匠のワシが 許可した」؏ᐠܦᐟԇ「試合の時間だ」「早よ行け」



***** 試合会場 *****


「ん、⦅⚆˽⚆⦆独りだけか。介添え人の ؏ᐠܦᐟԇ は居ないのか」ਅ៓ᚅ៓ኚ

・・・(フフフ、【オダーク】め、私の処と 当たったので、逃げたな)


「あれっ、先生、オカシイですよ」(ᵿﹳᵿ)→→→→視線→→→→⦅◒˽◓⦆



「何もオカシイ事など有るまい。彼奴め、臆病風に吹かれて 逃げたのよ」ਅ៓ᚅ៓ኚ


「いえ、そうじゃなくて。あいつの目、変ですよ。焦点が〈ウツロッ〉てますよ」(ᵿﹳᵿ)

「首が、カクッ、カクッて、あれ《チック》って 云うんですよね」



「成程、魔銃の銃身も ブルブル 震えてるな」ਅ៓ᚅ៓ኚ


「あいつの左手、まるで魔弾みたい。それも、あっちむいたり、こっちむいたり」(ᵿﹳᵿ)



・・・(魔力鑑定。ゲッ、あの魔弾、臨界点、ギリギリじゃないか

    あの野郎 ؏ᐠܦᐟԇ、それで逃げたのか)


「審判、緊急事態発生。爆発物発見。観客を避難させて下さい」ਅ៓ᚅ៓ኚ



 さあ、試合会場は 上を下への大騒ぎ、お陰で大会は シッチャカメッチャカ。


・・・・・続く

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