さあ、大変だったら たいへんだ。ヘタレ⦅⚆˽⚆⦆が ノーテンパー‖˟˽˟‖になっちゃった。
第三六話 開祖魔法名人 って【?】 & 第三七話 !!号外!! テログループ捕まる & 第三八話 開祖魔法名人 魔法戦 予選 & 第三九話 開祖魔法名人 魔法戦 観客席
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の5 【L】#####
##### 後編 ⦅⚆˽⚆⦆ 《魔法名人戦》 #####
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***** 第四十話 某 犯罪予防研究所 *****
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文明社会では、犯罪を犯す前の【予防検束】は 法律で 禁止されている。
だが社会にとって、犯罪予防は 必要不可欠。犯罪の芽を 見付けるのは 重要。
その為、犯罪の温床 とまでは言わないが、ここはと言う処には チェックが入る。
警察官が?とんでもない。警察は それほど「ヒマ」じゃない
そこで、犯罪予防研究所が 出て来る。予算は少ない、国の予算には 限りが有る。
だから人工魔脳【見てる曾】(ꖘ)。(「ミテルゾウ」と読む。なんでって聞かないで)
(ꖘ)にフラッグが 立った。しかも、レッドフラッグ(某国のでは無い)
緊急呼集が かけられ「なんだかんだ」や「あーだこーだ」が有りまして。
何故か、首相官邸に 緊急災害対策本部が 設置された。
犯罪が発生してないのに、何故か 警察が動いた。しかも 軍関係者までも。
***** 警察署 *****
「はぁあア?「テロリストを?「検察に?「渡す???、刑事達が驚いた。
取調は 始まったばかり、被疑者から 調書を 取始めたところ。
証拠物物件の 調査どころか 分別すら 出来ていない。この状態で 検事に渡す???
***** 検察庁 *****
「何ですと、テロリストと【司法取引】。国際合意に 違反します。
如何に 人命が 掛かっていようと。断固、拒否します」
「えっ【指揮権発動】。分かりました」・・・「どうなってるんだ?」
***** 某 軍研究所 *****
「50年も前の 戦争中の 機密資料を 調べろって。命令だから やるけどね」
「これじゃ、無いか〔㊕軍事作戦 ㊙【単特器】〕、開封には 憲兵長官の 許可が・・・
「なんじゃ、そりゃ、憲兵なんて とっくに 廃止だぞ。開けちゃえよ」
#####〔㊕軍事作戦 ㊙【単特器】〕######################
****(開封ハ憲兵長官ノ許可ヲ必要トス)*****
使用状況報告書〔㊕軍事作戦 ㊙単独特攻兵器(以下【単特器】ト云フ)〕
結論、【単特器】人間爆弾 試験番号28号【一騎当千】ハ非承認。
ヨッテ速ヤカニ、廃棄抹消又ハ50年間封印スベキト結論ス。添付資料参照。
敵陣殲滅効果:敵陣中央ニ投下、千人以上二千未満ノ殲滅ヲ確認ス。
作成人的資源:【一騎当千】作成ニ、必要ナ消耗人員、1万人以上1万2千人未満。
事故発生事案:自陣【単特器】事故、於半径10キロ圏内、生存者無シ。
添付資料
1,人間兵器1個ニヨル、殲滅率研究結果資料。
2,人間兵器1個作成ニ掛カル、人的資源調査資料。
3,人間兵器1個、コントロール不能事件ニ於ケル、被害状況報告書。
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***** 某 犯罪予防研究所 *****
A「【単特器】人間爆弾の 50年封印が 解けたと」
B「なんで50年封印、百年封印すれば 良かったのに」
C「あの頃は、平均寿命55才。まさか85才まで 現役なんて 考えなかったんだろ」
D「技術的にも、予算的にも、難しかったんだろうしな」
E「【単特器】の詳しい資料は 破棄された」「関係者も 軍事機密を盾に 口を割らない」
F「生き証人も居ない。これ以上、手掛かりが無い」
G「なんでも良い、資料の断片でも、切れっぱしでも良い、全て集めるんだ。
市の10キロ圏、30万の人命が 掛かってるんだ」
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***** 第四一話 司法取引 *****
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検察某「脱獄罪、器物損壊 共に3年以下の懲役。傷害罪 10年以下の懲役。
「刑務所襲撃テロ行為に 脱獄した、共犯行為。4年以上10年以下の・・・
「分かった、もう良い。くそー、俺はテログループに 拉致されたんだぞ」
検察某「御馳走喰って、酒飲んで。犯人たちを 顎でコキ使う奴を、裁判官が信じるかな」
「グググ、あいつら、テログループのクセに。警察に白状したのか、根性無し共が」
「で、俺は何をすれば良い」・・・(ふて腐れてる。【オダーク】؏ᐠܦᐟԇ )
軍何某「今は、(ὸ_ό)→|ᐟ_ᐠ|の状態だが、|ᐟ_ᐠ|が|ᛌ_ᛌ|になると【人間爆弾】になる」
「弟子の方は⦅⚆˽⚆⦆→‖˟˽˟‖で、まだ大丈夫だが‖˟˽˟‖が|ᛌ˽ᛌ|・・・
「試合の映像を見せろ。試合前の控室もだ。話はそれからだ・・・
・・・؏ᐠܦᐟԇ(10キロ圏の人間を皆殺し?そんな魔法 聞いた事も無いぞ)
***** 緊急災害対策本部 電話 *****
(ꕹ)「何、酒屋に大金札二千枚、肉屋が大金札千枚、魚屋が大金札千枚、八百屋が大金札
千枚、料理屋が12軒で大金札2万9千枚って 何の事だ」「情報料???」
・・・(合計 約34億円)
(⚯)「ハ、例の協力者が (ὸ_ό)の 出入りの業者の協力が 絶対必要だと」
(ꕹ)「なんで、そんな大金が 必要なんだ。業者には 我々が話を付ける」
(⚯)「いえ、それが、例の協力者が 払わないなら、刑務所に行くと」
(ꕹ)「○鹿者、そこを説得するのが、君の仕事だろ。無期懲役を求刑してやれ」
(⚯)「いえ、それが『10キロ圏の人口って、30万人位だっけ』と、シャアシャアと」
(ꕹ)「どこから、その情報を」「いや、それより、30万人を人質に・・・」
(ꕹ)・・・(クソ野郎 ؏ᐠܦᐟԇ ブチ殺してぇ~~~)
(⚯)・・・(殺す時は、ぜひ、私に命令を)
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***** 第四二話 開祖魔法名人 魔法戦 本戦 *****
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控室に 用意された 飲水器の 水は飲まない。そう言うと【運営】は 怒るだろう。
だが、大師匠には常識、武人の心得【常在戦場】「戦場で出所不明の水など飲むか」と
案の定、飲水器の水に 何か仕掛けて有った・・・|ᐟ_ᐠ|「フッ、小細工を」
途中の 自販機で買った ペットボトルの水で 咽を潤す。決して飲まない。
‖˟˽˟‖(試合会場は いやに 静かだなあ。観客が 少ない。どうしたんだろう?
何か フワフワ 良い気持ち。大師匠の修行は 痛く無い)
‖˟˽˟‖(あの クソ師匠 ؏ᐠܦᐟԇ の〈激痛拷問修行〉とは 大違いだ。
アンニャロウめ テロリストと 一緒に死んじまえ)
試合場に上がった。今日の審判(ȫ.ȫ)、昨日の人と違った。どうでも 良いけど。
相手も試合場に 上がって来た。 相手は ؏ᐠܦᐟԇ だった。どうでも 良く無い。
驚きで 一瞬固まった 大師匠 |ᐠ_ᐟ| と、俺 ‖˟˽˟‖。
「大師匠、チョッと オ痛が過ぎるぜ。俺の可愛い弟子に 何してんだよ」؏ᐠܦᐟԇ
・・・‖˟˽˟‖(どこが〈可愛い弟子〉だ。毎日〈激痛拷問修行〉させやがって)
(あれっ 喋れない。身体が 動かない)
「フン、弟子を 放ったらかす 奴が悪い。ワシの 内弟子にした。文句は有るまい」|ᐠ_ᐟ|
「内弟子だとぅ、精神感応で操って。そういうのは〈人間人形〉ってんだ」؏ᐠܦᐟԇ
・・・‖˟˽˟‖(〈人間人形〉って、えええ~~ッ。それで 身体が動かないの)
「〈人間人形〉マリオネットは ヂュネーブ協定で 禁止されてる筈だ」؏ᐠܦᐟԇ
「開祖魔法名人 魔法戦は 戦争ではない。従って ヂュネーブ協定違反では無い」|ᐠ_ᐟ|
「戦争で 禁止されて いるものを 平時に 持ち込むな。常識だろうが」؏ᐠܦᐟԇ
「見解の 相違だな。お前では こやつを 優勝させる事は 出来まい」|ᐠ_ᐟ|
「ワシなら 出来る。魔力の少ない、このガキが 開祖魔法名人に なるのだ」
「あー、そりゃ無理だ。そんな事、出来っこ 有りませんよ、大師匠」؏ᐠܦᐟԇ
「出来るとも。魔法戦で このガキに 勝てる 魔法使いは 居らんぞ」|ᐠ_ᐟ|
「だから、それは 無理だと。対戦相手が 居ないのに どうやって 勝つんですか」؏ᐠܦᐟԇ
「大会は中止しました。選手も 観客も 誰もいませんよ」
観客席の観客は いつのまにか 全員ヘルメットを被り、狙撃銃を構えていた。
「大旭日民主人民帝国 陸軍㊙単独特攻兵器 人間爆弾【一騎当千】ヒッヒッヒッ」|ᐠ_ᐟ|
「平和ボケの貴様らに・・・腑抜け共に・・・キ゚キ゚キ゚ッ 皆死ね ケ゚ケ゚ケ゚ッ」
「やれい」・・・|ᛌ_ᛌ|〔【常在戦場】‖ᛌ˽ᛌ‖は 今日只今 此処で討死に 仕り候〕
・・・(‖ᛌ˽ᛌ‖人間殲滅開始・・・)バタンッ、‖˟˽˟‖は、そのまま倒れた。
「貴様、何をしたぁ。フヒヒヒ」|ᐠ_ᐟ|「それでも構わんがなぁ」「ひeへeひゃヒヒひ」
「大師匠、俺が 試合前に いつも 仕込みをしてたのは ご存じでしょう」؏ᐠܦᐟԇ
「何もしないで、試合場に 来る訳が 無いでしょ」
「クッ、自販機の水か?」・・・|ᐠ_ᐟ|(魔法の気配は 何も無かった)
「いえいえ、流石に どこの自販機から 買うかなんて、わかりませんよ」؏ᐠܦᐟԇ
・・・(〔【常在戦場】|ᛌ_ᛌ|は 今日只今 此処で 討死に仕り候〕)
「『ミ・ナ・ゴ・ロ・シ』術式発動・・・???」|ᛌᓗᛌ|
「どうしました 大師匠。身体が 動きませんか。」؏ᐠܦᐟԇ
「それとも 術式が 始動しませんか? 人間爆弾 試作番号28号【一騎当千】」
「なぜ、術式が 発動しない」膝から 崩れ落ちる 大師匠【イッテツ】|˟_˟|。
・・・・・
「フィー、冷や汗モンだぜ。先生(ȫ.ȫ)様よ。どうしても 必要だったのかよ」؏ᐠܦᐟԇ
「紙一重、寿命が 縮まったぜ。こんな 危ない橋を 渡ったのは 初めてだ」
「患者(ό_ὸ)⦅⚆˽⚆⦆の 呪術を解くには 呪文を読む 必要が有るんですよ」(ȫ.ȫ)
「でも大師匠|ᛌ_ᛌ|は 呪文を読む時に 声を出していません、でしたよ」؏ᐠܦᐟԇ
「50年前とは 違います。現在では、口に出さなくても、呪文が 読めるんですよ」
「それより、あの状態の|ᛌ_ᛌ|を 良く倒せましたね」(ȫ.ȫ)
「なーに 大した事ぁ無いんで、おかみさんに 訳を話して、協力して頂きました」؏ᐠܦᐟԇ
「いつもの 朝飯だから、なんの 疑いも無く 食べてくれました」
(某所からの差入、遠隔操作式の 魔酔薬入りを)
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***** 第四三話 大団円 ??? *****
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俺は 1ヶ月入院した。精神感応の 呪術は 完全に 解けたらしい。
؏ᐠܦᐟԇは あの後 軍に召集されて行った( Ĭ(ᐢ˽ᐢ)Ĭ バンザーイ バンザーイ)
大師匠(ό_ὸ)の治療は 半年位掛かるらしい。それで三羽烏が 交代で 師範を務めてる。
【イッテツ】道場で 〔三匹のヒヨコ〕達と ドッタンバッタン修行の毎日。
想い出したく無いが、؏ᐠܦᐟԇの〈激痛拷問修行〉のお陰か、(ό_ὸ)の〈洗脳奴隷〉のお陰か
分からないが、〔三匹のヒヨコ〕達と 互角の稽古が 出来るようになった。
「おかしい「こんなに早く「追いつかれるなんて」」って 声を聞きながら。
大師匠の おかみさんは優しいし 飯は旨いし、こんな幸せな毎日で 良いのか?
師匠が 何かのドサクサに 借金も全部 返済したらしい。だから 借金取りも来ない。
面倒臭いのは、1週間に1度、師匠のマンションの 掃除と布団干しだけ。
・・・・・
「Gya~~~」ある日、師匠のマンションで 恐怖の悲鳴が上がった。・・・俺だ。
「な、なんで、あんたが居るんだ。又、脱走して来たな」*⦅ ဖ˽ၿ ⦆**
「人聞きの悪い事 言うな。円満に 除隊したに 決まってるだろ」؏ᐠܦᐟԇ
「絶対無い。お天道様が 西から昇って来たって。それだけは無い」⦅⚆˽⚆⦆
「師匠を 信じられんとは、それでも 弟子か。まあ 少し問題は 有った」؏ᐠܦᐟԇ
「少しの 訳が無い、絶対、人に言えない事を やらかしたに決まってる」⦅⚆˽⚆⦆
「いや、まあ、少しはな。早く言やあ、...名誉除隊だな」؏ᐠܦᐟԇ
「他の人も『少しは』って 言ってますか。大体『...名誉』の『...』は何ですか」⦅⚆˽⚆⦆
「ウッセーナな。そんな 細ケー事ぁ 良いんだよ。問題は 借金だよ」؏ᐠܦᐟԇ
「何の借金ですか、入隊する前に 借金は全部清算したって」⦅⚆˽⚆⦆
「俺のは、な」؏ᐠܦᐟԇ・・・、「『俺のは、な』って」⦅⚆˽⚆⦆・・・「まさか」
「もう忘れたのか、魔将戦の情報料だよ。開祖魔将戦の分、大金札200枚」؏ᐠܦᐟԇ
「アウ、アウ、ア、あ、あの・・・あれって、まだ払って 無かったの」⦅+˽⚆⦆
「当り前だろう。自分の借金は 自分で返す。それが【人の道】と 云うもんだ」؏ᐠܦᐟԇ
・・・(こいつだけは、絶対に殺す)⦅ꣲ˽ꣲ⦆
・・・世は並べて事も無し・・・
・・・・・ヘタレ転生【L】⦅⚆˽⚆⦆の魔法戦 これにて 一巻の終わり。
お読みいただき 誠に 有難う御座いました。
次号は ヘタレ転生【M】と お勇者様御一行様との お話。