戦開祖魔法名人戦、おっそろしい その由来・・・
第三六話 開祖魔法名人 って【?】 & 第三七話 !!号外!! テログループ捕まる & 第三八話 開祖魔法名人 魔法戦 予選 & 第三九話 開祖魔法名人 魔法戦 観客席
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の5 【L】#####
##### 後編 ⦅⚆˽⚆⦆ 《魔法名人戦》 #####
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***** 第三六話 開祖魔法名人 って【?】 *****
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この魔法戦は とても変わってる。なにしろ、対戦相手同士、相対しないのだ。
先攻めは 相手に向き、後攻めは 相手に 背を向ける。それを交互に繰り返す。
しかも、持つのは 昔の戦争で使った 魔法武器、単発式の【魔銃】のみ。
昔、魔科学が 未発達だった頃の名残、懐古趣味と 嫌う人もいる。
始まった頃は、撃たれたら負け。先攻 絶対有利で 面白くないと 人気が無かった。
攻撃を 交互に繰り返し、点数の多い方が、勝ち上がる 方式になった。
素人受けしない、プロ好みの ある意味 地味な魔法戦でもある。
その為、一時期は 廃止の動きが有った。スポンサーが 付かなかったのだ。
攻め手と受け手が ハッキリしていて、攻め手の勝率80%、攻め手が絶対有利。
そこで、攻撃側の 攻撃時間は3秒、凌げば 防御方の勝とした。
それでも、引き分けが 出たため、ポイント制を導入した。
攻撃側は、1秒以内は 3P、2秒以内は 2P、3秒以内は 1Pを与えた。
防御側は、1秒超えは 1P、2秒超えは 2P、3秒超えは 3Pを与えた。
試合は、ポイントの 多い方を 勝とした。
勝敗がハッキリし、なおかつ、ポイントを 導入した為、トトカルチョが 大流行。
公営魔券の 運営陣が、大喜びして、全面的に スポンサーとなって、廃止を免れた。
##### 開祖魔法名人 魔法戦 由来 #####
開祖魔法名人 魔法戦の由来を 説明しなければ、お分かり 頂けないでしょう。
時代は戦国、ハッチャケ帝国が 全盛期、周りの各国を 攻め滅ぼしていた頃。
見せしめに、生き残った 敗戦兵を、集め戦わせ、生き残り一人だけを、助命した。
戦は 何度も有った、その後も、同じ見せしめが 何度も行われた。
気が付いたのは誰か、記録者の名前は 残っていない。が、記録は残っていた。
最後の一人は いつも同じ人間 【死を司る者】と呼ばれた 魔法使いだった。
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***** 第三七話 !!号外!! テログループ捕まる *****
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「昨夜、警察特別機動隊は テログループのアジトを 一斉に摘発・・・」ⶫ˘.˘ⶪ
「؏ᐠܦᐟԇ【オダーク】は どうなった、逃げたのか」ᚬ៙៹៙ᚯ
「テログループを 一網打尽。全員を拘束した。刑務所脱獄犯も同様に・・・」ⶫ˘.˘ⶪ
「捕まったなら安心。大師匠(ὸ_ό)と、【L】⦅⚆˽⚆⦆に知らせないと」ᚬ៙៹៙ᚯ
「駄目だ、あの二人。トランス状態だ。何を言っても、何も聞こえないんだ。」ᱰᨐᱰ
・・・( (෮ˬꝺ)→→→|ᐟ_ᐠ| )(⦅⚆˽⚆⦆→→→‖˟˽˟‖ )
「ちょっと待て、道場閉鎖から。ズーッとか、トランス状態のまま」ᚬ៙៹៙ᚯ
「ん、そろそろ、1カ月か、え、え、って。マズイ 不味い まずい」・ᨐᱰ
「トランス状態から」ᚬ៙៹ꖴᚯ、「戻れ無くなる」ⶫ˘.ꖴⶪ
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***** 第三八話 開祖魔法名人 魔法戦 予選 *****
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・・・・・ 開祖魔法名人 魔法戦 会場 ・・・・・
予選参加者は 16名、公認魔法戦から 道場主推薦の1名だけ。
会場から失笑が漏れた「なんだ、調整に失敗したのか」「そんな、ガリガリになって」
「おい、見て見ろよ、ゾンビが スケルトンと 抱き合ってるぞ」ಆ
「なんだい、ありゃ。病人の試合なんて 見たくねーぞ」ೞ
大師匠【イッテツ】|ᐟ_ᐠ| と 俺【L】‖˟˽˟‖ 。やせ細り、骨と皮になった二人。
相手に 寄りかからなければ、倒れてしまう。一歩一歩、ゆっくり 倒れないように
相手を つっかい棒のように、互いに 支え合いながら、ヨロヨロと 入場したのだ。
***** 俺の予選 1回戦 *****
転ばないように 四つ這いになって、試合場の階段を 這い上がる俺【L】‖˟˽˟‖。
審判が「棄権するか」と聞いた。俺は「いや」と一言。
今回からの 魔法戦は【オダーク】が 居ないので、相手の情報が 何も無い。
相手は プロ養成員【アバガカル】(■ᆼ■) 得意魔法:不明。
サングラスを掛け、表情を消している。身構えも 体幹も しっかりしてる。
【先攻】‖˟˽˟‖が〈攻め手〉。
〔受け手〕は テニスの選手のように 左右にステップを踏む、段々リズムが早まる。
左右どちらに 飛ぶか 予測させない為の テクニック、プロが使う技だ。
〈攻め手〉【E】は 足元に魔銃を置いて 審判の合図を待つ。
審判の笛と 同時に飛んだ(■ᆼ■)の 身体のど真ん中を 撃ちぬいた。
間髪入れず「緊急救命ヒール」を 唱える介添人(⚯)
・・・((⚯)なんだ今のは、上位プロでも、滅多に無い 早撃ち。まぐれ?)
【後攻】〔受け手〕は‖˟˽˟‖
左右、どちらに飛ぶ? 出来ない。立ってるだけでも辛い、棒立ち。
目の焦点が 合わない、腕も脚も 小刻みに 痙攣をしている。
審判の笛と 同時(精確に言えば、0.何秒か前)に 俺は 崩れ落ちてた。
相手の【魔弾】が 肩骨を砕いた。その衝撃が 俺の 体の向きを変えた。
俺の目に 相手が写った時、魔弾が 相手の顔面を 捉えてた。
「緊急救命ヒール」を唱える介添人・・・((⚯)あの身のこなし、新人じゃ無い)
ಆ「おい、ゾンビが 勝っちゃった。どうなってるんだ」
ೞ「だらしネーな、あんな病人なら、俺だって勝てら」
***** 俺の予選 2回戦 *****
相手は プロ入り確定の【ジボジビク】(●_●) 得意魔法:不明。
サングラスを掛け、表情を消すのが、流行ってるみたいだ。
【先攻】‖˟˽˟‖が〈攻め手〉。
相手は 袴のような物を 穿いていた。武道で 足捌きを 隠すように。
事実、上位プロ間での 前年の 初めの1秒の 被弾率が20%だった。
審判の笛と 同時に転んで 受け身に入ろうとした(●_●) の 身体のど真ん中を
前の試合のように 撃ちぬいた。プロにも 通用する【魔弾】で。
「緊急救命ヒール」を唱える介添人・・・((⚮)まぐれじゃない、動きが見えてる)
【後攻】〔受け手〕は‖˟˽˟‖
審判の笛と 同時に 俺は半歩右へ引いて 崩れ落ちてた。横っ腹を抉られた。
寝ころびざま、撃った魔弾が 避けた相手の腹の ど真ん中に穴を開けた。
相手の介添人は「緊急救命ヒール」を唱えた。・・・((⚮)新人のレベルじゃない)
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***** 第三九話 開祖魔法名人 魔法戦 観客席 *****
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前座の戦いを 見に来る客は 少ない。まばらな場内に アナウンスが流れた。
「第三試合、第四試合、第五試合は、相手方の棄権により、【L】選手の優勝です」
「これより、開祖魔法名人 魔法戦本戦 開始しま・・・
「なんだ、戦わないで棄権かよ。これだから 予選は賭けに ならねんだ」ಆ
「しょーがねーだろ。あのゾンビが 強すぎたんだ。パッと避けた処、見たかよ」ೞ
「そうなのか、ゾンビ 気ィ失ったんじゃ ネーのか。面白くない試合だな」ಆ
「前座の試合なんて、こんなもんさ。あそこのジーさんも 退屈で居眠りしてる」ೞ
「ありゃあ、ここの名物ジーさんだよ」ಆ 「〈名物ジーさん〉なんだ、そりゃ」ೞ
「この大会を 欠かさず 見に来る。でも、それだけで〈名物ジーさん〉じゃ無い」ಆ
「なんだ判じ物か、まだるっこしいのは 止してくれ。面倒臭ぇ」ೞ
「獅子と死神が ここで戦ったんだとよ」ಆ
「ただの ホラ吹き ジーさんじゃねえか。ライオンと死神だあ、莫迦ッ臭ぇ、」ೞ
・・・「ライオンじゃ無い。シシだ」
「誰だ、人の話に 茶々入れんじゃ無ぇ。出てこーい」ೞ
「ライオンでも獅子でも無い。死神の使い【司死】じゃよ」(*.*)
・・・(「アチャー〈名物ジーさん〉、長えーぞ」ಆ 「これが、ホラ吹きか」ೞ)
「50年位前、この大会が始まった頃、戦争の最中じゃった・・・」(*.*)
***** (*.*)の話 *****→→→→→→(長いので 飛ばし読み して下さい)
戦争で 世間中が 殺伐としていた頃。ここは 闘技場と 呼ばれていた。
観客席は50席以上満席で 他の娯楽の無い時代。立ち見席まで 一杯だった。
試合を見ていた 軍人達から「やらせだ」「八百長だ」のヤジが 飛んだ。
【奴】は ゆっくり見返すと 指で「チョイチョイ」。オイデ オイデをしたのだ。
「ヨッシャー」と 掛け声上げて 出て来る 筋肉のハチ切れそうな 魔法軍人。
【奴】は 黙って 指を横に振った「ノーノー」と、そして口角を上げた。
軍人ばかりの 四方の客席に向かって、指で「チョイチョイ」をした。
全員で 掛かって 来いと、そこからは【修羅場】だった。
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「○鹿コケ、相手は現役の軍人 それも50人だと、ホラも 大概にしやがれ」ೞ
・・・(*.*)(信じられんよナア。【死を司る者】|ᛌ_ᛌ(デスディーラー)なんて)
***** 飛ばし読み 終わり *****
・・・・・続く