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四人橋台そして兄妹  作者: 石松鳰


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2/7

NEXTDAY THURSDAY

また同じ場所同じ時にて四人の兄妹は顔を向かい合わせ話し合う。


「で、どうだったんだ?」

正臣がお弁当を広げながら言う。待ってましたと言わんばかりに美代がスマホを取り出す。そこには録音機能の再生の文字があった。少々の雑音の後に再生が始まる。

『元久最近こっちにこないけどどうしたの?』

『なんかよぉ先輩に気に入られたみたいでそっちに忙しくて』

『じゃあこの写真は何?』と言って見せたのはどうやら前に見た写真らしい

「お前素直だな」

正臣がは顔色一つ変えずにいった。

再生は続く

『お前なんでその写真持ってんだよ』

そりゃそうなるわな、全員が頷いた

『私見てたの』

『……』

しばらくの沈黙の後、耳を塞ぎたくなるようなぐらい大きな雑音と共に再生は終了した。沈黙が続く。

そのあと

「えっ終わり?!」

三人同時に叫んだ。

「うん」と美代は頭を縦に振って見せた。

「このあとが重要じゃん!」

「めっちゃ気になる!」

「お前何したんだよ!」と口々に不満が漏れ出て止まらない。

「で?そのあとは?」

「殴りかかられた」

またもやとんでも無いことをサラリと言う。声が出ないほどの驚きが三人の全身を駆け巡った。

「で、殴り返してきた」

こいつはまた…と言わんばかりに三人は頭を抱えた。

「結局有力な情報は無しかぁ」と龍也がため息混じりに地面に倒れこんだ。

「明日は俺らが行ってくる」

正臣が手を挙げた。

「俺らって俺も?!」

龍也が飛び起きて正臣を見る。

「当たり前だ」

正臣は龍也の肩に手を置き、左手の親指を立てて見せた。龍也は、ため息混じりに承諾した。

すると太陽を雲が覆い暗くなってゆく。

「雨になりそう。じゃあ中入ろうか」と智嘉子が提案した後、雨と共に予鈴のチャイムが鳴り響いた。

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