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第13話 謎解きデスゲーム

たとえゾンビにされた者たちが一斉に襲い掛かかったとしても、元は人間、それを躊躇い殺さなければ相手に殺される。なんて陰惨なスキルだと思い俺は歯軋りをした。

死神は洞窟の岩が飛び出ているところに飛び乗り上から俺たちのことを見下ろしていた。そして、軽く微笑みながら

「まあ、第1ラウンドってことで頑張ってねー」

と俺たちをおちょくるように言った。

そして、死神は手を叩くと同時にゾンビたちは俺たちに向かって攻撃してきた。

ゾンビは想像を絶する量であった。そのため、仲間同士背中を預ける形にフォーメーションを組んだ。

俺は同じ過ちを繰り返さないよう、仲間には細心の注意を払った。

俺は床に手をつくと同時に地面からいばらを出しほとんどのゾンビの動きを止めた。

そして、いばらの棘だけを巨大化させゾンビたちを串刺しにしていく。

それでも半分しか削れなかった。

バルクのところには運悪くかつての旧友が目の前に立っていた。そしてどうしたらいいのかわからず、バルクは呆然と立ちすくんでいた。俺は危機を感じ、

「おい、バルク!バルク!!」

と必死に呼びかけ、ゾンビにされた仲間の攻撃をギリギリかわした。そして、バルクは剣を交えた。


「おいドロク!俺だバルクだ」

と必死に呼びかけても聞こえるはずはなかった。剣を交えているとドロクとの冒険した思い出が次々と思い出してくる。俺がこの洞窟に行こうと誘わなければと今更ながら後悔の念が募った。

そんな中、ゾンビから何か声がしたような気がした。

耳をすませて聞いて見ると、

「バルク、俺に構うな…。ありがと……う」

と聞こえた。そして俺は涙を流しながらドロクの脇腹を突き刺した。そして、ドロクはゆらゆらと倒れていった。

「ごめん…」

と俺は言い、残りのゾンビの討伐に向かった。


「シャルク!もう大丈夫だ!」

と俺の耳に入った。その顔は必死に悲しみを抑えているような顔したので、あえて気遣っても逆効果だろうと思ったので、普段通りに接した。

「ああ!分かった。俺の足引っ張るなよ!」

と俺はからかうように言った。

バルクはいつも通りふんっと鼻を鳴らし少しイラついた顔をしていたが、その顔をなぜかホッとしたように感じていた。

必死に汗水を垂らしながら、力を合わせようやく1人残らずゾンビを葬った。

仲間は傷を負っていたが、そこまで深手のものはいなかった。そして、俺らは上にいる死神を見上げ睨んだ。

「これで第1ラウンド終了だな!」

と俺は切り出した。

「そうだねー、じゃあ第2ラウンドはゲームをしようー」

と言い、死神は地上に降り俺たちと同じ目線に立った。

「これからこの先にある道にいくつかの問題が書いてある立て札を立てましたー。そこの問題に答えてくださいー。間違えたらどうなるかは想像した通りだと思いまーす。私はゴールで待ってまーす。」

とさらっと言ったが、死神は俺たちがここに来るということをお見通しだったってことになる。なんてやつだと思いながら俺は聞いていた。そして死神は黒いゲートを開きどこかに消えていった。

俺たちは一旦円になり話し合った。

「ここからどうする?」

と俺は話の司会役となり進めた。

「今ならまだ逃げれるかもしれないぞ。」

と俺が言ったらその言葉にバルクは反応した。

「いや、無理だ!戻ろうとしても道はもう立たれているじゃないか、お前が色々やらかしたせいで。そうなるとこの先の道しかない。街に行くののも…」

その言葉で全て決まってしまった。行くしかないと…

でも周りの人達はやる気に満ち溢れているように見えた。

珍しくユナは口数少なく黙っていた。

俺は立ち上がり

「行くか」

とみんなに声をかけた。暗い道を歩いていると道は二手に分かれていた。真ん中には立て札が建てられていた。

「第1問は簡単だよー。

私の利き手と逆の方向の道をえらんでねー。

と書いてあるのだが、利き手と言っても個人の主観的なものだ。でも普段から使っている方が利き手だ。

でも、簡単に決めてもいいのかという余念が頭をよぎる。ちくしょー分からないと頭を書きながら頭をフル回転させていた。

ここから俺たちは洞窟で謎解きというデスゲームが始まっていった。




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