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(旧)こっそり守る苦労人  作者: ルド
第4章 苦労人と夏休み 上
61/64

語り前

新章突入です。

しばらく、のほほんとしていきます。(偶にバトルもありで)

ブックマークありがとうございます。

これからもガンバっていきたいと思います。



俺こと泉零はーーーー只今絶賛混乱中であった。

夏休みーーーそれは、学生達のボーナスタイムである。

家でゴロゴロして寝たり、ゲームしたり、友人と遊びに行ったりと・・・自由な時間がタップリある期間であるのだ!


ーーーしかし・・。


夏休み入って、彼此1週間が経ったとうとしていたが・・・・・・未だにゆっくり出来ないでいる俺がいますーーーーナゼ!?(機械風に)

1週間ですよ?1週間!

これだけの日数があれば、家で1日中寝ることで、普段から酷使してしまっている体や頭を休ませるには、充分過ぎる日数で、お釣りがくる筈なんだ。


なのに・・・一体ナゼ!?(リカイデキマセン!?)


「何故ーーーではなく(・・・・)。さっさと言い訳(理由)を話してください兄さん。」

「お、落ち着こう妹よ・・・って、なんで分かるんだよ・・?」


心なしが字に違和感があるような・・・。

いつもの様に平然と人の思考を読む妹に、俺はハァ〜とため息を吐き頭を悩ませるーー頭痛ですね。

ホ〜〜〜ント!いい加減プライバシーの侵害とかで、訴えたほうが良いのでは?と思ってしまう。

なんで自然に読まれてるだろう?・・・顔に出てない筈だが・・?


俺が頭を悩ませながら、そんな事を考えていると・・・・見下ろしいる妹様からお声が。


「妹ですからーー兄さんの(・・・・)考えくらいお見通しです。」

「なんで”兄さんの”って部分だけ誇張してるんだ?」


しかし、妙に説得力があるのが不思議な話だ。

相変わらず謎な妹スキルだ、我が妹ながら・・・・・・まぁそこも可愛いけど

たまに怖い時があるけどな。


俺は今、リビングで我が妹様である葵様からーーー 事情聴取(・・・・)を受けてる・・・・無実だよ!?

朝一で家に帰宅したんだが・・・。

玄関に入ると、我が妹様が仁王立ちで待ち構えていた・・・・眼が濁ってた・・(ダークです完全にダークな方面に堕ちてる俺の妹)。

アレで黒いマスクとサングラスとかあったら、某ベイさんみたい”シュコーシュコー”って聞こえてきそうな雰囲気を醸し出した。

妹様は俺が口を開く前にリビングまで連行されてしまった・・・えり首掴まれた、妹に(スッゴイ腕力だった)

そのままリビングで正座するように促され(眼が座れ(・・)ってえ言ってた・・・)た俺はーーーー現在、この1週間について、妹から何があったか説明するように言われている。


・・・・ うん。

解説してみたが、やっぱこの状況・・・・不可思議な点が多過ぎる気がーーー。


「コッチを向きなさい兄さん(・・・・・・・・)」(目に光がありません)

「分かったからその目をやめなさい」


このお話はホラーものじゃないんだから。

目がヤバい妹を見て、さすがに危機感を覚えてきた。

そりゃ1週間も帰って来なかった事は悪かったと思っているが・・・。

けど、ちゃんとメールで連絡した筈なんだがーーー。


「に〜〜い〜〜さ〜〜ん〜〜〜〜?」(頰が膨れてます。)

「膨れない!」


まったくこの子は!誰に似たんだか?

こういう時に限って子供ぽくなって!そんな子に育てた覚えはないぞ!

・・・・あれ?なんか俺ーーお母さん?お母さんみたいな考え方になってない?

いよいよ、自分の思考が可笑しな方向に進んいるということに、それとなく嫌な汗が出てしまう。(なんか前にもこんな事があった気がする・・・お父さん的な気持ちで)

しばらく俺がボーと自分自身と考察していたところーーー妹様からの催促が


「兄さん!」

「怒鳴らない。分かったから」


放置されたのが気に入らなかったのか、それとも1週間家に帰って来なかったことにご立腹なのか、はたまた肝心の連絡が全てメールだったことにプンスカしているのか・・・・・・多分全部かな(兄だから何となく分かるのである。)

それよりも、妹は俺がこの1週間何をしていたのか、早く説明を求めているのだ・・・かなり本気で

何がそこまでこだわるのか知らないが、・・・仕方ない葵を説明するか

あの1週間をーーーそしてこれからのことを(・・・・・・・・)

ーーーというか。


「1週間外泊してただけでそこまで怒るか?」

「怒りますよ!?心配したんですから!」


どうやら我が妹様からしたらメールだけじゃダメだったようだ。

・・・・でも、電話だとヘタしたら”自分も兄さんの所に行く!”とか言い出しかねないからな・・・・やっぱメールしかないわ(妥協すべきライン)。


さて、では1週間、俺がしてきた事を振り返ってみよう。

だいたい5つ(・・)に分けれるな・・・・まずはアレだ。


泊まるきっかけなった件だな。

あれは確か・・・夏休み正日のことだ。

俺は柊さんに呼ばれて、【猫まんま】へ行っていた。


そこで俺はかつての旧友の兄(・・・・)であるーーー九条冬夜さんに出会った・・・・出会ってしまった(絶望)

・・・・そこから始まる1週間の地獄デイズ。


冬夜さんからの模擬戦のお誘い。

白石バカの追試の勉強会。

水野&藤堂とのランチタイム。

白石バカとの訓練。

そしてーーーーあの面倒ごと(・・・・)の合わせて5つである。


・・・・やっぱ、妹にはオブラートに説明した方がいいかな?(教育上よろしくないので)

・・・できるかな(汗)


ここまで、きて今更引き返す事も出来ない俺は、頭痛の種が増える予感を・・・確信を感じながらも、葵に所々省いた内容で説明し出した。


シスコン対シスコンへ続く。

シスコン対シスコン・・・ある意味頂上決戦だと私は思います。

さて、最強のシスコンはどっち!?


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