はじめは桃太郎のオマージュを書きたかった。
このお話は、以前漫画家志望の友人の為に書いてあげた短編ストーリーです。
私のおじいさんが開発した新種のペットフードは どんな動物でもグングン成長して…
よく喋る様になる。
人間と会話する事ができるペットフードを開発した事によっておじいさんの企業は世界でも有数のトップ企業に成長した。
そんなある日、離島の刑務所で囚人達が次々と凶暴化し小さな権力国家が築かれた。
どうやら、看守が冗談半分で食べさせたペットフードが人体に多大な影響を与えて囚人達の肉体を変えてしまった事が原因との事。
人体に悪影響を及ぼす事が世間にバレるのを恐れた企業は囚人達を治すワクチンを開発し構成員を島に送り込む計画を立てた。
そして、選ばれたのが わたし。
幼いころ川で拾われたわたしは人体実験の対象として動物アレルギーを治す為のあらゆる新薬を投与されてきた。
そのせいで、獣と人の間の子の様になってしまったわたしはkb-xっという名の薬を飲むと狼、ゴリラ、ペンギンに変身する事ができる。
わたしは離島へ向かうためにペンギンになって海を超え、ゴリラになって刑務所の塀を登り、狼になって囚人をなぎ払った。
わたしは何時の間にか離島の権力国家の王として君臨し、自分の身体を実験台にした人間に復習をすることを決めた。
めでたし、めでたし。
これを元にちゃんとしたお話を書いて下さる方を募集しております。
お気軽に盗作お願いいたします。