【蛇足】登場した人物について少々
蛇足の蛇足です。
需要があるかわかりませんが、最後に登場人物のことなどを少々。
()内の年齢は本編終了時のものです。
●フェンノアーゼ・カリオン(15)
ウルスラ人。ウルスラ国籍。
通称ノアザ。本作と前作のヒロイン。
とにかく「テオ大好き」という設定。
でも押しが強いわけじゃなくて、王女さまみたいなライバルが現れると身をひいてしまうタイプ。
テオのことを信じていないわけじゃないけれど、自分に勝ち目はないとはじめからあきらめてしまう。
●テオドシウス・アルモーフィ(40)
バルタザル人。バルタザル国籍。
通称テオ。おっさん。
本作のタイトル“鉄の疾風”はおっさんのかつての二つ名でした。最後に出せてよかった。
おっさんの過去なんて別に知りたくないよね? 色々設定としてはあったのですが、すべて割愛(笑) まあ、騎士としては優秀でわりと男前なので、女のひとに不自由はしてなかったです、はい。
●ドード・リゲル(43)
ウルスラ人。ウルスラ国籍。
ノアザの母方の伯母。
思いっきりヤな奴に書きたかったのですがどうでしたか。
隠居してるテオをどうやって見つけたのかは…永遠の謎。
●ポーチ(21)
ウルスラ人。ウルスラ国籍。
運び屋のお兄さん。
本当はね、もっと前作で話にからませたかったのですよ。
いいキャラだと思うのですが。
●バートラム・ブラナー(50)
バルタザル人。バルタザル国籍。
近衛騎士団団長。
質実剛健。いいおっさん。
●アーレンダール・レビンソン(28)
ウルスラ人。バルタザル国籍。
中級魔導師。文官で魔法オタク。
魔法の知識をひけらかしているときだけ饒舌。ほかはさっぱり。
●アルノシュト・ロシュミット(65)
バルタザル人。バルタザル国籍。
通称ロシュミット辺境伯。そして古狸。一番いいとこ取りしたひと。
「テオもノアザも欲しいんじゃ〜!」というわがままを通したなかなかのやり手。テオは婿養子になりました。
●ベアトリス・ロシュミット(?)
バルタザル人。バルタザル国籍。
通称ロシュミット夫人。
ノアザがかわいくてかわいくて仕方のないひと。
●アルカディウス・アルモーフィ(44)
バルタザル人。バルタザル国籍。
テオの兄でアルモーフィ家の現当主であり、バルタザル国の宰相。
またもやおっさん。
身内にめちゃ甘。義妹になったノアザにもそれは適用されているようです。
●アウグスティン・バルタザル(44)
バルタザル人。バルタザル国籍。
バルタザル国王。眼光鋭いおっさん。
テオが娘婿になってくれたらよかったのにな、と密かに思っていた。
●エルフリーデ・バルタザル(21)
バルタザル人。バルタザル国籍。
通称リーデ。バルタザル国王女。
改稿してあがいてもらいました。ずっとテオのことが好きで、ようやく手に入ると喜んでいたらすでに先約済みだったという。
●レオン・バレーヌ(25)
バルタザル人。バルタザル国籍。
旧姓オストワルド。鉄紺騎士団所属。
仇を討つこと以外に生きる目的のなかったかわいそうなひと。
●ファルジア・オーランシュ(26)
バルタザル人。バルタザル国籍。
通称ファル。鉄紺騎士団所属。
見た目軽薄そうな色男だが、実はコンプレックスの塊のストーカー気質。
ノアザとの一件後、騎士を辞め別の子爵家の婿養子となり、うだつのあがらない毎日を過ごすようになる。
●ジラルド・ルクレール(24)
バルタザル人。バルタザル国籍。
通称ジル。伯爵家の長男(ただし養子)。鉄紺騎士団所属。
ノアザのことは妹くらいにしか思っていなかったですよ。かわいい婚約者もいますし。
●ラザラス・オストワルド(故)
バルタザル人。バルタザル国籍。
枢機卿という地位にありながら、なぜか戦争をおこしてしまったひと。理由は不明。
最後にテオによって捕らえられたときは、ほっとした顔をしていたという。
●リゼット・アルモーフィ(故)
ウルスラ人。バルタザル国籍。
旧姓カリオン。通称リズ。テオの妻でありノアザの叔母。
性格はさばさばしていた。
テオはノアザが未成年の間は我慢したようです(なにを?)
結婚後のことはどこかで書くかもしれません。
そのときはまた読んでやってもらえるとありがたいです。
なんとか終われました。
めでたしめでたし(笑)




