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初めての失恋
傘を取って、帰ろうとした私は足を止めた。 話声が聞こえたからだ。今思えばその
時そのまま帰れば良かったんだ。ー私はその声のする所へ向かった。 体育館だった。
覗いてみるとそこにいたのは −種田先輩と北川先輩だった。 一瞬私が混乱した
あと、北川先輩が言った一言で私はなぜか走って帰っていた。
家に着いてすぐにお風呂に入った。 そして体育館での出来事をゆっくり考えて
みた。
そしたら涙があふれてきた。なぜ涙が出てきたのか考えてみると、すぐに分か
った。
私は「失恋」したからだ。
北川先輩が言った一言 それは
「俺と付き合って」
だったー