1年生の少女
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総合評価417P!
ありがとうございます!
「本当に夢の中にいるのかわからなくなるな」
歩いてる最中ふと思った。
そして右手を自分のほっぺに持っていき......
「あまり痛くないな」
そんな事を考えながら歩く。
「キャー!」
突然右方向から声がした。
そちらの方向を見るとすぐ目の前に人がいた。
「一体何なんだ」
痛む場所を確認しながらぶつかった人を見る。
女の子だった。 しかも少しパンツが見えている。
「いたたた」
そう言いながら俺を見る。 瞬間顔を真っ赤にし走り去っていった。
「何だったんだ......ん?」
生徒手帳が落ちている。
「うちの学校の......1年生か」
「この階に来るのも久しぶりだな」
色々な事を思い出す。
「あの頃は今みたいな生活になるなんて思ってなかったもんな」
色々考えているうちに目当てのクラスにやってきた。
「そいえば制服着てきてないが......まあ夢だし大丈夫だろ」
閉まっている扉を一応ノックして入る。
入ると先生が俺を見て。
「遅かったな、もう授業始まってるから早く席に着きなさい」
そう言った。
席に着け......確かにそう言った。
混乱したままたった一つ空いていた席に座る。
「もうすぐ夏休みだからって遅刻は駄目だからな太刀原」
先生はそう言うと授業を再開する。
おかしい......やっと冷静になってきた頭でそう思った。
俺は一年の頃はこのクラスじゃなかった。
「......夢のせいか」
「ねぇ」
でもそれだったら尚更おかしい。
綾瀬が消えた直後のあの場所に行くはずがどうしてここにいるんだ?
もしかしてちょっとしたミスで夏休みまで過ごさなければいけないとかか?
でも行った時は2年だから......最悪来年まで待たなきゃいけないとか嫌だぞ。
「ねぇ」
そしたらこっちに来てるはずの鈴達を探すのが最初にやるべき事かな?
昼休みあたり学校中探して見るか。
「ねぇってば」
「ん?」
「何で無視するの?」
そう言うのは生徒手帳を落とした女の子だった。
「あ......生徒手帳ね、はい」
「ありがとう......ってそうじゃない!
私が言いたいのは......さっき......見た?」
何が言いたいのかちょっとわかった気がする。
さて、どうする。 素直に見たというべきか見てないと嘘をつくか。
「......悩んでるけど嘘付いたら責任とって貰うから!」
「見ちゃいました」
「責任とって!」
「嘘ついてないのに!?」
「......見られちゃったからお嫁に行けないもん!
だから責任とって!」
どうしてそうなるの!?
目指せ年内総合評価450P突破!
流石「さて始まりましたこのコーナー
司会は私、坂井流石が務めさせていただきます
今日のゲストは湊に憑いてる霊?神様?の神さんです」
神「よろしくねー」
流石「はいでは神さん
この小説をもっと面白くするにはどうしたらいいと思いますか?」
神「私をもっと出せばいいよ♪」
流石「はい次、お便りコーナー行きましょうか」
神「そうやって何事もなく終わらせる気だね!させないよ!」
流石「何で!?」
神「能力開放......『我が名のもとに全てを狂わす』ダークサイドイリュージョン!」
流石「意味わかんねーーー!」
神「さて、お便りコーナーです
今回のお便りは......『流石さんは妹ゲーム好きなのに何故自分の妹を選ばないのですか?』だって」
流石「ふ......リアル妹と永遠の理想郷という名の『2次元妹』を一緒にしないで欲しいな」
神「あ、名前言うの忘れてた。
ペンネーム『お兄ちゃんの名前は流石』さんからのお便りでした!」
流石「......で、では今日はっここらへんでお別れとしましょう
生きてればまたお会いしましょうね......」
神「ではさよなら~」