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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
成川 冬花
86/98

アニメ

スラスラ書けたのはいいけどこれでいいのか?と疑問に思うが直すともっと酷くなりそうで直すに直せないたまちゃんです。

......仕方ないね!

ではどうぞ!

「いったいどうなってんだよ」


帰り道、そんな事を口に出してしまう。

綾瀬や海の事は夢......?


「そうだ家!」


家に帰れば薫やこのえが出迎えてくれるはずだ。

そんな期待を込めながら足早に家に帰る。






「ただいま!」


そう少し大きな声で言ってみるが、静寂のみが湊を迎える。


「ま、まだ部屋の荷物が残ってるかもしれない」


部屋を見てみるがそれは鈴やこのえ達が来る前......俺が一人で暮らしてた時の配置に戻っていた。


「ははは......」


そう笑うしかない。


「い、いや......これでいいんだ

元々俺はこんな普通の暮らし......オタクだったじゃないか」


それを鈴達に邪魔された。


「もうあんな生活に戻らなくていいんだ」


最初は本気でめんどうだと思っていた生活。


「これからは......オタクとして......」


目頭が熱くなるのがわかった。


「駄目だ駄目だ......」


泣く寸前の自分に鞭打つ。


「気晴らしにアニメでも見るか」


久しぶりに見るアニメ。

凄く新鮮な気持ちになれた。


「懐かしいなこのアニメ」


主人公の少年が神社でたまたま幽霊の少女を見てしまった所から始まるアニメで

少年の恋を少女が手伝う事になって作戦は成功していって少年と少年の好きな人の心がどんどん近づいて行くに連れてどんどん少年は少女の姿を見る事が出来なくなっていったんだっけ......?


「最後はどうなったんだっけ」


そこがあまりよく覚えていない


「気になるな」






『こないで! 来たらあんたはもう......』


『いいんだよ......君の姿が見えなくなるのがわかって......その日から数日後にふと考えたんだ』


『......』


『君が消えた後、僕は君無しでやっていけるのか心配になったんだ』


『......あなたなら大丈夫よ』


『駄目だよ

僕には君が必要なんだ......君が背中を押してくれたから前に進めた

君がいなかったら僕は変われてなかった』


『......』


『だから......君を絶対にはなさない!

誰がどう言おうと僕は君が好きなんだから』


『本当にいいの?

もうもんんんん』


少年がキスして塞ぐ


『それ以上言うのは無しだよ

それにほら......もう君に触れる事が出来る』


『......あとで後悔したってしらないからね?』


『しないさ......僕には君がいるからね』


『約束だよ?』


『ああ約束だ』






「終わったか」


ディスクを取り出してケースにしまう。


「さて、どうするか......あれ」


綾瀬の所に戻ろうとした時と同じだ


「また......か」

ここまで読んでくださりありがとうございます!


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