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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
成川 冬花
73/98

湊捕まる

ちょうどいい隠れ場所を見つけ逃げ込むと息を潜めてじっと時が経つのを待つ


【あ!?】


伊織が何か思い出したような声を出した


【そういや今日......】


ピンポンパンポーン


急になった放送の音に耳を傾ける

そのせいで伊織が何を言っているのかわからなかった


『太刀原 湊君、太刀原 湊君、テストがありますので至急教室まで来て下さい』


【やっぱりか】


やっぱり?


【お前は今日のテストを遅らせて貰っただけで無くなった訳じゃないって事だ】


それはやばい! すぐにでも行かないと!?

隠れてる場所を放棄して教室に向かう


【おい、今教室に向かうとつかま......】




......捕まりました




「じゃあちゃっちゃとテスト始めてくれ、早く帰りたいんだ私」


この状況みてよくそんな事を言えるな!


「でもこの状況もそれはそれで楽しいから見てたいかも」


この悪魔教師!


【だから言ったのに......】


今の状況はこうだ

俺の席を中心に鈴達が周りに座っている

教室の扉、窓には九条のボディーガードが立っている

そしてテストが終わったら家で軽いお仕置きを受けるらしい

伊織はお仕置きですんだらいいけどな何て言ってたけど


「しゅうりょ~」


担当の教師が終わりをつげる

だが俺には人生の終了と言われてるように聞こえた


「よう湊」


教室を出ると一人の少年に話しかけられた

その声の主は流石......坂井 流石だった


「何だ流石か......ん?」


流石の後ろに隠れるように少女が立っていた

流石の首辺りまでの身長にショートヘアー、見た目は普通の子で流石の服を握っている


「誰だ......それ......?」


指を指しながらそう質問すると


「俺の妹だ」


そう答えた

俺はすぐに状況を理解し携帯を手にした


「もしもし警察ですか?」


「待って! 誤解だからお願い切って!」


そう涙目でお願いされる

しょうがないので謝罪をして切る


「っで、ロリコン犯罪者の流石君」


「違うから! 確かにお前にそう言われると思ってたけど違うから!」


「......はぁ~わかったよ」


「よかった......紹介するよ、妹の千佳ちかだ」


「よろしくお願いします」


「俺は太刀原 湊だ、よろしくな」


流石の妹には見えないな


「さて、挨拶もすんだ事だし......湊、一つ頼みがあるんだ」

TVで夢は他の世界の自分の記憶とか言ってるのをみた事あるような気がします

これが本当なら俺は他世界の自分に自慢されている事になります


これから強く記憶に残っている夢をいくつかあげていきます

尚、どれも少女と書いていますが全員別人です


夢1:小4,5年くらいに見た夢です。

始まりは駅の前の階段に座って一人の少女と話している所です

少し話をした後、電車に乗って夢が終わります


夢2:中学2年の時

地下鉄を歩いて移動して少女に会いにいくという夢でした

途中電車が真横を通りましたが無事少女の元へたどり着けました


夢3:今年の1月4日に見た夢です

始まりはお爺ちゃんの布団の上

少女にメールを送っています

少しするとトイレにいってメール送ってました(謎です)

その後駅に変わり電車に乗る自分を見て終わりです


共通点は少女と電車

少女が出てくるのは自慢されてるからって考える事は出来ますが電車は謎です^.^;

それと3つめの夢に関しては少女に会っていません

なのに誰に会いにいくかわかりました(久しぶりに会う感覚になりました)

だけど俺の記憶の中にその少女はいません

......本当に謎です

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