月島の両親
「っでその考えって何だ?」
「教えません」
そう言って部屋に戻る月島
風呂に入った俺はまず鍵を閉めた
良かった、これで安心だ
数分後・・・
ガチャガチャ
「あれ?」
外で月島の声がした
「ここは開かないぞ、鍵かけたからな」
脱衣所で月島が悔しそうな声をあげている
「こ、ここを開けてくれないと私の両親に紹介します!!!」
不味いってあれ?これってチャンスなんじゃないか?
親にあって俺はオタクですって言えば普通反対してくれるだろう
「いいぞ」
「へ?」
「だから親に紹介してもいいぞって」
「ほ、本当ですか!?」
凄い嬉しそうな声が聞こえる
俺の計画を知らずに・・・哀れな奴だな
その日俺はぐっすり眠る事が出来た
俺の寝る邪魔しないと誓ってくれたからだ
「なぁ湊、月島さんが妙に嬉しそうなんだが何か知らないか?」
まだ嬉しそうにしてたのか・・・
「何も知らない」
知ってるなんて言ったら問い詰められる、最悪昨日月島が泊まったなんて知られたら俺は終わりだ、オタクとして・・・
「そうか、何か心当たりがあったら教えてくれよ」
言うわけないけどな
「了解、思い出したらな」
最初から覚えてたら問題ないよな
それから学校が終わるまで月島は嬉しそうな顔以外しなかった
俺が連れてこられた家は至って普通の一軒家
「お邪魔します」
「おぉ~君が湊君か、入ってくれ」
リビングに案内される、両親が居る前で俺は計画に移る
「こんにちは、太刀原湊です、オタクですがよろしくお願いします」
決まった~~~!!!
案の定月島の父親は震えている
「う...う......」
「う?」
「嬉しいぞ~!湊君!いや~実は私も昔オタクだったんだよ」
マジか・・・
「そして母さんに強引に更正させられてね~」
嘘だ~~~!!!
「君の行動はわかった、私達にオタクと言えば解放されると思ったんだろ~、いや~私と同じ事考えるなんて」
「え・・・」
「その時は逃げたんだけど捕まってしまってね」
まさか俺も逃げれば同じ運命になるぞと言っているのか・・・
「その時なんやかんやで母さんと付き合うことになったんだ」
なんやかんやって何だ~~!!!
何があったかすごい気になる事いうな!
そして逃げるって選択肢が使いづらくなった
取り合えず無理矢理泊まることになり、俺は部屋へと案内された
「逃げるなんて考えない事だよ」
最後にそう言われリビングに戻っていった
「考えるさ」
俺は窓をみる
毎回毎回変な所で終わるな・・・
さて、ちょっとフラグ立ててみるか・・・
次の話で湊は逃げます
まぁよくよく考えるとネタバレじゃね?って思えますが・・・
まぁ気にしない!!!
明日から面談週間で投稿8時くらいに出来るかも!
頑張れば2、3話投稿出来ます!(まぁしないけど)
理由は早く投稿しすぎると後々めんどうになるからで・・・
てかどうでもいいことばっか書いてるよな・・・
って事でここらへんで終わります
また見て下さいノシ