下級生のリベンジ1
部屋に入って十分後に流石が戻ってきた
どうやら説得に成功したらしいな
「何したんだ?」
「思い出したくない」
「......どんまい」
「それで? お前達はいつ帰るんだ?」
「姉さんが帰るまで」
「......まぁ面白いからいいか」
ピンポーン
「誰か来たようだな」
玄関の扉を開けると
「か、薫!?」
「そんなに驚いてどうしたの?」
「何でここに?
それとそいつは?」
「僕は湊に用があって来たんだ
ここにいる人に道を聞いたらここまで案内してくれてね」
「そうか......何だ?」
その中学生くらいの女子がフフフと笑っている
はっきり言って怖い
「見つけました! 太刀原 湊!」
っは?
見つけた?
「お前は誰だ?」
「白井 呉羽です!」
知らないな?
「っで、俺に何のようだ?」
「兄のリベンジを受けてもらいます!」
兄? リベンジ? なんだそれ?
「......リベンジって?」
「あなたは月島さんを賭けて私の兄と勝負したはずです!」
そんな事あったっけ?
......思い出した! 確か名前は翔太だっけか?
「あの後、兄は勝つためにアニメなどをずっと見ていました......
私は兄に勝ってほしいから裏で支え続けた」
いい話のようだけど兄のやり方間違ってるよな?
問題作る人を変えたら良かったんじゃないか?
「今日やっとリベンジが出来ると喜んでいました!
あなたに逃げ道はありません! 一緒に来て下さい!」
......チャンスだけど面倒くさい
というか帰ってきてから心休まる時間が少なくなってる
鈴にこのえ、神、薫、流石とその許嫁......疲れるな~
「わかった行くよ
......っで? 場所は?」
「学校です」
「太刀原先輩......よく逃げませんでしたね」
「まあな」
鈴がいなくなる可能性があるんだ
その可能性は捨てないよ、それにお前しつこそうだし
「......勝負の前に一つ聞いていいですか?」
「......いいぞ」
「月島 鈴先輩の事をどう思ってますか?」
何も言えない
無理矢理居座られて好きになられてるとしか思えない
それ以外の感情何て......
「何とも思ってないんですか?
それなのに好意だけは受け取ると?」
「それで......あってるかもな」
あれだね......小説やアニメに影響されやすいね
......下級生のリベンジが終わったら当分シリアス展開ないかな?
あ、番外編はちゃんと書いてるからね!
さぼってなんかないんだから!
といった感じで今日は終了! 明日は番外編を投稿します
基本流石視点です。 ダウトで負けた罰ゲームの内容や、湊が里に行ってたときの1ヶ月間など書く予定です。 後は流石の日常とか
ではこれにてさようなら~
また明日も見てくださいね♪
TVで......
なぞなぞ
S
G
って出てきた......
出てきてすぐ「Steins;Gate」って思った俺はもう駄目かも知れない、そんな気がする




