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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
成川 薫
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男との勝負2

まさかこんなにシリアスになるなんて思わなかった......

「ならお前が俺の嫁になれば何もしない」


その言葉にこのえは動揺する

そして少しながい沈黙の末


「わかりました」


その言葉に俺はビックリした

あそこまで嫌がっていたのにどうして!?

だが俺の頭ではもう答えが出ている......だが認めたくない


「どうして」


俺の言葉にこのえが反応した


「どうしてあんなに嫌がっていたのに」


息を吸うこのえ

その動作が異様に遅く見えた


「ご主人様が傷つくのをもう見たくないので」


泣いていた

涙を流しながらも笑っている

そんな俺は気づかなかった

裏が出ようとしている事に......


「さようなら」


男の方に歩いていく


「待てこのえ」


その言葉にこのえは立ち止まる


「かわいい女性がそんな顔するのは許せない」


「な、何だ......

雰囲気が変わった」


「説明しよう」


いつの間にか父さんがいた


「湊は少し変でね

普通の時は頼りないが......」


そこまで笑いながら話してた父さんの口調が変わった

真剣になった


「裏になれば私でも勝てない」


また口調が戻る


「いや~私も母さんに習って睡眠学習をさせてたからな~

つい面白くて成川と太刀原の技を全部教えちゃってね~

でも裏の時しか使えないのが残念なんだよな~」


本気で悩む


「そんな事はいい

勝負の最中に話しかけるな」


「それでこそ湊だ!」


「うるさい奴はほっといて

お前はこのえを泣かせた......それが罪だ」


その言葉と共に湊は走った


「お、俺だってお前の親に勝てるんだ

貴様ごときに負けるか!」






勝負はすぐついた

湊が相手を気絶させて戦闘不能にし勝利


「さて、お嬢様」


「ふぇ!?」


湊はこのえをお姫様抱っこする


「このままさらってしまおうか」


その言葉にこのえは過剰反応する


「さ、さささ、さらうって......」


そのまま気絶してしまった


「しょうがないお嬢様だ」






気がつくと部屋にいた

......確か勝負してたはずだが

考えていると薫が入ってきた


「ちょうどいい、勝負はどっちが勝った!?」


「えっ!」


「早く教えてくれ」


「み、湊だよ」


まさか!?

俺に勝てる要素なんて無かったはずだ


「父さん俺に関して何か言ってたか?」


「確か催眠学習で技覚えたとかって......」


父さん、俺間違ってたよ

......親じゃなくて敵だったんだね

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