気絶?した薫
どうする......
と、取り合えずバスタオル掛けよう
上からバスタオルかけただけだから心配だな
......しょうがない、布団まで運ぶか
そう思って薫を抱き抱える......もちろん見てないぞ
「おわ!」
転んでしまった......
しかも俺が押し倒している形に
「湊おふ......」
最悪な奴に見られた......
「お前がそこまで積極的だったとは思わなかった」
「誤解だぞ」
「これは早く母さんに知らせないと」
聞いてないな
「あ、父さん......母さんに連絡する前に一つ頼みがあるんだけど」
起きあがりながら父さんに言う
ついでに手には携帯
「ここに立ってくれないかな」
「こうか?」
バカだよあんた......
「いけ!」
「おわ!」
やっぱりあんたは俺の父さんだよ
俺は父さんを押して俺がさっきなった状態を父さんで再現した
ついでに......パシャ!
「み、湊......それをどうする気だ?」
明らかに怯えている
「母さんに送る」
言うと同時に送信した
「ちょっと家に帰るからお前はここにいろ......」
「わかった、頑張って」
「お前が何もしなければ頑張る必要なかったのにな~」
父さんが部屋を出る
それと同時にメールが届く
【父さんに伝えて。早く帰って来て♪言いたい事があるの】
いかにも優しそうだがこのメールの向こうで母さんがどんな表情してるか気になった
「さて、薫を布団に入れて俺は寝るか」
湊が寝て30分後
薫はゆっくりと体を起こす
「まさか湊のお父さんにもやられると思わなかったけど......」
ちらりと湊を見る
「布団までちゃんと運んでくれるなんて」
そう言うと考える
少しすると
「僕の裸見たんだよね? 見てないのかな?
どっちでもいいや......僕の隣で無防備に寝るなんて」
そう言いつつ湊の布団に向かう
「襲われても文句言えない......よね?」
その時湊は夢を見ていた
「ど、どうしてお前達は裸なんだ!?」
鈴、このえが迫ってくる
逃げようとしたら後ろから誰かに抱きつかれた
「か、薫!?」
「さぁ湊さん楽しい時間ですよ」
「ご主人様大丈夫です
痛いのは私達だけですから」
「問題はそこじゃないから!」
もがいても薫は離してくれない
その間も鈴達はこっちに近づいている
だ、誰か助けて~!




