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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
成川 薫
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技拾得!?

また勝負かよ......


「そこの男が勝てば諦めよう

しかし俺が勝った場合覚悟してもらうぞ!」


「望むところです!」


「しかし俺とお前の差は歴然、それでは俺が勝ってもこのえは納得しないだろう」


確かにな......

でも何で勝負するつもりなんだ?


「なら少し修行してもらう」


「......異議あり!」


「な、何だお前」


「まず勝負の内容教えろ」


「勝負は勝負じゃないか」


「ご主人様、つまり格闘とかの勝負です」


「なるほど......ならお断りだ」


「もう遅い!」


いきなり近くに男が来たと思ったら目の前が真っ暗に......






目が覚めると知らない部屋にいた


「起きましたね」


そこには美少年がいた

だが美少女に見えなくもない


「ここは何処だ?」


「ここは太刀原家と成川なるかわ家の実家......忍者の里とでも言っておきましょう」


「忍者って......俺は死んだか」


「大丈夫です、あなたは死んでません」


その時部屋がノックされた

そして聞き覚えのある声が


「湊入るぞ」


「こんなところで何やってんだ父さん」


「いや~お前が成川の人間と勝負するって聞いて会社休んでここに来た

安心しろ! お前は俺が育ててやる」


「帰り方は?」


「教えるつもりはない

逃げようとしても見張ってるしもしここから出られたとしても周りは山だ」


言いたいことはわかった

どうやらここに監禁まがいな事をされるらしいな


「あ、紹介が遅れたな

この子は成川 かおる今日からお前の世話をする」


「よろしく」


「あぁよろしく」


「じゃ早速始めるぞ

まずあの技をお前に覚えさせる」






父さんが言った技の拾得に1ヶ月かかった


「っで、この技はどう使うんだ?」


「その技は女にしか効かない」


今回の戦いに使えないじゃん

まぁ勝とうなんて思ってないけど


「その技にかかった女はお前の思い通りになる」


なら鈴に使えるかもな

これで俺の一人暮らしがまたもど......


「しかしデメリットとして使った女はお前の事を好きになる

もともと好きだった場合もっと好きになる」


殴りたくなってきた

だが落ち着け、こいつは仮にも俺の父さんだ


「今日薫に使ってみたらどうだ?」


「薫は男だぞ?

効くわけないじゃないか」


「まぁそう言わずにな

あ、それと薫が連れてってくれる部屋で神に感謝しとけ」


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