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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
太刀原このえ
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自称このえの夫登場?

次の日の朝は穏やかだった

昨日ので疲れていたのか俺が風呂からでても誰もいなかった


「この朝が毎日続けばいいな」


部屋で制服に着替えながらそう呟く


「明日も続きますよ」


「鈴か......

というかそれって本当か!?」


「はい♪

私と湊さんのあま~い生活は明日も続きますよ」


「俺が何言ったか聞いてたか?」


「聞いてませんけど

今日私が一緒にお風呂に入らなかったから落ち込んでるんですよね!」


「何故そうなる......」


過去を変えられたらこいつらと会わないようにしたい






「大丈夫か湊?」


「会うたび聞かれてる気がするが......

お前の方はどうなんだ?」


「毎日疲れてるよ

だけどもうすぐさらに疲れる奴がこっちに来るんだ」


「それは大変だな

それよりお前の家に住むんだろ?」


「何でわかった!?」


そりゃ~わかるだろ

何せ身近に同じような奴がいるんだし


「お、授業始まるな

じゃあ俺は寝るから」


「テストで痛い目見るぞ」


「俺は諦めてるから」


「まぁ後で苦労するだけだぞ?」


後ろを指さす

そこを見てみると......

鈴が俺を見ていた


「何か嫌な予感するんだが......」


「寝ない方が身のためだと思うぞ?」


「だが寝る」






「結局今日も一日中寝てたな湊」


「俺は勉強が嫌いなんだよ」


「でも勉強しないと色々危ないぞ......」


「何が危ないんだ?」


「後でわかるさ」


後でね~

嫌な事じゃなければいいけど


「湊さん帰りますよ」


「ご主人様お早く」


「お、おう」


二人に強引に連れて行かれる


「な、何でそんなに急ぐ!?」


「めんどうな奴が来たからです

ご主人様に迷惑かけたくないので」


それはありがたいが俺に迷惑がかかるって何のことだ?


「見つけた」


その言葉を発した人物を見る

なかなかのイケメンだ


「我が妻このえ......何故逃げる?」


つま? 妻~!?

このえには夫がいたのか......


「あなたの妻になった覚えはありません」


「だが掟で......」


「それが嫌で出てきたんです

あなたと結婚するくらいならご主人様と一緒の死にます」


あんたどんだけ嫌われてるんだよ......

それと俺は死にたくないよ


「だ、だが......わかった」


諦めないで!

このえを連れてかえって!


「そこの男勝負だ!」



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