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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
月島鈴
19/98

実家で

取りあえず俺は母さんの所に乗り込むか......

そいえば俺の実家の場所って鈴知ってるのか?

まぁ知らなかったら嬉しいんだが






さて、家に着いたはいいが

家の中に俺の知らない子がいるのは確実なんだよな?

出来れば関わりたくないんだけどな~

まぁしょうがない


「ただいま~」


「おかえりなさい」


出迎えてくれたのは電話の声と同じの人

大人しそうなイメージ

だが何故玄関にいる?

ここに来る事を知っていた?


「か、母さんいる?」


「こっちにいます」


そう指さすのはリビング

俺は一直線にそこに向かった


「母さん言い訳ある?」


「あるからそんな怖い顔しないの」


「じゃあ早く言おうよ」


「婚約は嘘だから

本当はいとこよ、だから落ち着きなさい」


「落ち着いていられるか!

母さんのせいであいつが住む事になりそうなんだぞ!」


「あいつって誰の事?」


不味い!

親に鈴の事言ってないのに口が滑った!


「私も聞ききたいです

女性の方ですか?」


何でお前まで食いついてくる?

関係ないだろ?

それよりどうにかして話を逸らさないと


「え~と......

さ、流石だよ!」


「嘘ついてるわね」


「即答!?」


いくら何でも酷いだろ

言った瞬間嘘って!

まぁ嘘だけどさ......


「当たり前じゃない

これでもあんたの母親だよ」


そうでしたね

でもその息子で遊ぶのは止めて欲しい


「では誰なのですか?」


話が逸れたと思ったのに

誰か来てくれ~!

その時家に誰かがやってきてくれた


「た、助かった~」


「っで、あいつって誰なの?」


母さん、あんたもか!

言うのも面倒だし無視するか......


「湊さん見つけた!」


この声は鈴!?

何故俺の実家を知っている?


「早く寮に帰りましょう!

そして私と一緒にお風呂......」


「わかったから少しだまっててくれないか?」


「湊、あんた......」


「何で深刻そうな顔でこっち見てる!?

それとこのえさん、何で泣いたふりしてるの!?」


「いつの間にか大きくなって......」


「何で感動したって感じに言ってるの!?」


「冗談よ」


「......もう疲れたから寝る」


「お風呂入ったの?」


「起きたら入る」


「ちゃんと鈴ちゃん起こすのよ」


「わかったよ」


別に起こさなくてもいいよな

面倒だしゆっくりしたいし......


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