親の助けと告白!?
視点 鈴
私は今自分の家の前にいる
早くこの誓約書と録音した声を聞かせたい
「ただいま!」
「おぉ~鈴
家に住めるようにでもなったか?」
さすがお父さん
「うん♪
これ見て~」
そう言って誓約書を渡す
「証拠は?」
「はい」
「録音機か......どれ」
『え~と......
どちら様で?』
『近くに母さんいる?』
『かわってくれないか?』
「これでは証拠不足だ」
「そんな~......」
「大丈夫!
こんな時の為にこんな物を用意してみた。
母さ~ん」
「これでしょ、はい」
渡されるビデオカメラ
「これで湊君が他の女の子と
話してる所を撮影してくるんだ
そうすれば大丈夫だぞ」
「ありがとうお父さん♪」
「母さんも応援してあげるから
頑張って行ってらっしゃい」
「うん
頑張るね」
そう言って家を出る
湊さんの実家の場所は確認済み
真っ直ぐに向かおうとしたその時
「あ、あの!
月島先輩!」
そう呼ばれた
先輩って事は下級生の子かな?
「どうしたの?」
「あ、あの~......」
「本当にどうしたの?
言いたい事があるの?」
そう言うと意を決したという顔になり
「つ、月島先輩!」
「は、はい」
「す、好きです!
付き合ってください!」
「え~と......
ごめんなさい」
「そうですよね
好きな人がいるんですか?」
「いるよ」
「太刀原先輩ですか?
あんな人より俺の方が先輩を......」
「湊さんをあんな人呼ばわりされるのは嫌だな」
「でも......
俺の方が太刀原先輩より優れています!
俺の方がふさわしいはずだ!」
「優れているからって好きになる訳じゃないでしょ?
それに湊さんはあなたに負けないよ」
「オタクで成績も悪く、運動も得意じゃない
そんな奴に負けるものか!」
「そう思うなら挑んでみたら?
あなたじゃ湊さんには勝てない」
「......いいでしょう
ならやってあげますよ
では俺はこれで帰ります」
あぁ言っちゃったけど本当に大丈夫かな?
でも私の為に頑張る湊さん......最高!
何て思ってる場合じゃないよ
早くビデオカメラで湊さんを撮らないとって違う!
証拠を撮らないと
その頃
太刀原湊......
俺はあんたに勝って月島先輩をものにする!
だけど太刀原先輩の成績は悪い
勉強しなくても勝ったな
変なフラグ立てちゃいましたw
「鈴視点だけだと長くかけないな~どうしよ?」
しばらくして太鼓の達人やってる時「湊にライバルっていいんじゃない!?」と思い立ってすぐ行動
そして気づく、鈴の性格がわからなくなってきた......と
まぁそんな事より次話は鈴が湊の家を出てからの湊視点で書きます
では後書き終了!また見てもらえたら嬉しいです♪