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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
月島鈴
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電話でのやりとり

「近くに母さんいる?」


「いますけど」


「かわってくれないか?」


わかりました。そう言って会話が終わる

1分くらい待つと母が出てきた


「あれは一体誰だ?

お久しぶりって言ってたけど記憶にないぞ」


「そ~よね~

あんな事故があったものね

記憶に障害持っても仕方ないわよね」


「ちょっと待て!

事故に遭った事態初耳なんだが」


「当たり前じゃない

今思いついたんだから」


「おい!」


おっと、話がそれた

俺が知りたいのはこんな事じゃない


「それより誰なのか言ってくれよ」


「許嫁」


「へ~許嫁か~って待て

俺に許嫁がいた覚えなんてないぞ」


「あの事故の」


「それはいいから」


「つれないな~」


「早く言え~!!!」


「そんなに怒らない

幼なじみの...... 名前何だっけ?」


「忘れんなよ!」


電話の向こうで何やらやりとりしてるらしい

俺はいつの間にかいない鈴の姿を目で探している

探して数秒すると


「このえちゃんよこのえちゃん」


「上は?」


「ちょっと待ちなさい」


「またかよ!」


ったく上の名前も聞いとけよ


「わかったわ

太刀原このえちゃんよ」


「は?」


何だって?

太刀原とか言わなかったか?


「太刀原って.....」


「もう入籍してるんだし当たり前じゃない」


「ふざけんな!

俺は記憶にないぞ!」


「もうそんな大声上げない、耳がキーンってするじゃない」


「そんな事はいい」


「このえちゃん湊が私をいじめるの」


えぇいあのバカ母め

今から家に乗り込んでやる


「ちょっと整理したいから切るよ」


「頭の整理がついたらちゃんと連絡しなさい」


そうして俺は電話を切る

よし、今から乗り込みに行こう

立ち上がろうとすると


「湊さん」


「何だ鈴か」


凄い笑顔で紙と録音機を持っている

紙は誓約書だろう......あれ?

何か忘れているような気がするな~?


「これで私は住む事が出来ます♪」


これってピンチじゃないか?

母さんなんかにかまっている余裕なんてないかも知れない


「ちょっと誓約書と録音機貸してくれないかな?」


「駄目です。

それではまた後で」


また後でって......?

も、もしかしてあれをあの親共に!?

それは非常に不味い


「ちょっと待て!

話があるんだけど!大事な話が!」


「今日の夜楽しみにしてます」


もう夜だけどな

なんてツッコム暇もなかった

2日続けての投稿です。

気力が続く限りこれから毎日投稿する予定です(どうせ俺の事だ、1週間もたたずに終わるだろう)

鈴が録音機持って親の所に行ったり、湊が実家に突撃したりと大変そうです。

次話は鈴視点で書きます。


これで後書き終わります。また見てもらえたら嬉しいです♪

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