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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
月島鈴
15/98

何とか寮へ

「大丈夫だよ♪

危ない薬じゃないし」


「いや、絶対非合法でしょ......」


やばい、本気で逃げないと相当危なそうだ

だけど流石が離してくれないと逃げる事も出来ない


「そんな......

決めつけるなんてひどいよ~」


待てよ、ここは本気で泣かせば流石は姉の方に行くはず

そしたら逃げられるじゃないか!


「本当の事行ってるんですよ

あなたならそのくらいやりかねません」


その時俺は逃げる事優先で忘れていた

この人を相手にする事がどれほど危険であるかという事と

相手を泣かせる自分への危険性に


「本当にそんな事いっていいんだ」


「え、えぇ......」


「じゃあ本気で泣いちゃえ!

裏湊君出しちゃえ!」


え、ま、まさか、何で裏湊の事を

俺はこの人に教えた記憶はないぞ......


「どうしてその事を」


「さっきさー君から聞いちゃった♪」


「湊、そんな目で見ないでくれ

俺の意志じゃなかったんだ」


「でも泣くのって難しいな~

鈴ちゃんはすぐ泣ける?」


「私にも無理です」


「じゃあしょうがないな~

裏湊君だすのは諦めよっか」


どうやら諦めてくれたみたいだ

しかし俺が裏になって意味があったのだろうか?


「裏なら簡単に薬飲ませられるのにな~」


諦めてくれて本当に助かった

というかどんな効果あるんだ?


「飲ませないで下さい

それと流石には試したんですか?」


「な、何て事言うんだ!」


「忘れてた!

さー君おいで」


流石の羽交い締めが解ける

この瞬間に行動に出る


「すまん!!!」


解かれた瞬間流石の後ろに回り姉達の方に押す

姉はすぐに反応して鈴の手を掴み横に避けた

結果流石が転ぶ形になったがそれでもいい


「何処行くんですか!」


そう叫ぶ鈴を背に俺は玄関に向かう

幸いすぐに靴も履け鍵もかかっていなかった為

すぐに家の外に出れた




そして数分、体力が元々あまり無いのに坂井家での騒ぎ

そして焦っている事による呼吸の乱れなどなど

家に着くまでに凄い疲れる要素満載だった


「はぁはぁ......

やっとついた」


自分の寮の前にいる

だがまだ安心は出来ない

何故なら俺が精一杯走って知りうる限りの最短ルートで

来たにもかかわらず月島がいた事実があるからだ

俺はおそるおそる家の前を見るが


「良かった!

今回は俺の勝ちだな」


鍵は開いていた

薄暗い中、俺は部屋に入る

何故だろう。

坂井姉と鈴を一緒に出すと鈴が空気になる気がするのは


それから2人目を出すイベントをやっと見つけました

次話かその次に出ます!

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