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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
月島鈴
11/98

学校で 2

「何で逃げたんですか?」


「言わないと駄目ですか?」


「質問に質問で返すなんて」


「言わせていただきます」


誰か助けて!

そろそろ俺この空気辛いよ


「月島さんが何言っても聞いてくれなさそうなので逃げました」


「両思いなのに?」


無言になる

ここで反論したいけどお父さんなんて言えば確実にやばい

かといってここで逃げても状況がさらに悪くなる

もうどうしたらいいかわからないよ


「わかりました」


何がわかったの!?

俺に関わらなくなるなら嬉しいんだけど


「今日から湊さんの部屋に住みます」


俺の人生終わった

もうこれ以上ないってくらい終わった


「え~っと

駄目って言ったら?」


「婚約届けを書いて貰います」


「まだ結婚出来る年齢......」


「そして18歳になったら出します」


「そうだよね、うん」


どうやって逃げればいい?

誰かマジで教えて欲しい


「大変だな~」


坂井が笑いながらこっちを見ている

こうなったらこいつも一緒に地獄に落とそう


「坂井、すまん」


「何だ?」


「お前の姉に電話するよ」


「すいませんでした!!!」


もの凄い早さで土下座される

こうされると凄い困るのだが、まぁいいか

坂井の姉の事を話そう

こいつ、もとい坂井には姉がいる

結構な美人なのだが弟のこいつにしか興味がないらしく毎日迫られてたとか

だが俺と同じ寮になってから姉が来れなくなり坂井は嬉しがっていた


「というか何故俺の姉ちゃんの電話番号を?」


そう、弟のこいつにしか興味の無い姉が何故俺に電話番号を教えたか

それは簡単な理由


「お前の事で聞きたい事があったら俺に来るから」


「だから俺の行動知ってたのか~!」


そう大声を上げてから動かなくなった

月島も呆然としている、今なら逃げれる

っと思った所でチャイムがなり授業が始まった



「ここまで来れば平気だろ」


俺は今寮の前にいる

走って来たせいで息が苦しい

逃げた理由は簡単だ


「今日一緒に帰りますから!」


「何でだよ!

お前は月島両親が心配してるぞ」


「大丈夫です!

ちゃんと連絡して了承得ました!

お母さんから頑張れって言われましたし」


「頑張れって何を!?」


「そんなの決まって」


「今だ」


「あっ!」


俺は走って逃げて来た


「さて部屋でのんびり」


絶句した

なぜなら俺の家の前に月島がいるからだ


「やっと帰ってきましたね」



サブタイトルって難しいねw

そして後書き書きながら「神聖魔導王エンディミオン」のデッキ構築中w

でも使えるカード少なくて弱いw(来月構築済みデッキ2個買いますがw)

これ入れたら強くなるとかアドバイス歓迎!

では以上!また見て貰えたら嬉しいです

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