学校で
「え~と、何の用でしょうか?」
月島両親......約束が違うぞ
そんな事を考えながら返事を待つ
「み、湊さん!」
「は、ハイ!」
いきなり大声出すな!
返事しちゃったじゃないか
「わ、私の事好きって本当ですか?」
「な、何の事だ?」
無駄だと思うが一応とぼけてみる
「昨日お父さんが......」
昨日あった事を聞いたが
月島父!よくもやりやがったな!?
くらいの感想しかわかなかった
「それで......私、いいですよ」
「はい?」
何がいいの!?
「私、湊さんなら」
「ストーップ!
それ以上は言わせない!」
「何でですか!?
両思いなのに?」
駄目だ、ここは逃げるか......
月島父への復讐も考えなきゃいけないし
「湊さん!?
何処に行くんですか!」
俺は追ってくる月島を振りきるとトイレにこもり、今後の対策をねる
やばいな、これ以上俺に関わらせる訳にはいかない......
「湊さ~ん?」
トイレの外で月島の声がする
「湊さ~ん?」
あいつトイレに入ってきやがった!?
しかも一つ一つ個室を確認してるし......
やっぱりあいつを何て考えてる余裕も無くなった
「ここも違う」
怖いですって......
昼間なのにホラーゲームやってるみたいな雰囲気が凄いするんだよ
ホラーゲームの主人公どんだけ怖い体験してるんだよ!
マジで同情するわ
「ここも違うか~
後はここだけ、湊さん居てね」
どうしよどうしよ......
このまま見つかったらやばいし(ホラーゲームならゲームオーバーだね)
かといって逃げ道なんて無いし......最後の頼みはここか
その瞬間
「あれ?ここにもいないの~」
ガッカリした声でトイレから出ていく音がする
ホラーならここで上見るとのぞき込まれてるよな......
恐る恐る上を見るが誰もいない
そのおかげで心に少し余裕が出来た
「た、助かった」
俺はSHRが始まるまでトイレからでれなかった
SHRが終わりすぐトイレに向かおうと教室の扉を目指すが
「何処に行くつもりですか?」
「いや、それは......その」
「話したい事があるので席に戻ってくれますよね?」
「......はい、わかりました」
俺って無力だな
女子の笑みと笑ってない目を見た瞬間何も出来なくなる
1行ずつあけてみました
色々考えた結果「()」はやめます
それと批判等の感想待ってます(その方が改善点わかりますし)
次回は3日~1週間以内に投稿します
また見てもらえると嬉しいですノシ




