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オタクと美少女達  作者: たまちゃん
月島鈴
10/98

学校で

「え~と、何の用でしょうか?」


月島両親......約束が違うぞ

そんな事を考えながら返事を待つ


「み、湊さん!」


「は、ハイ!」


いきなり大声出すな!

返事しちゃったじゃないか


「わ、私の事好きって本当ですか?」


「な、何の事だ?」


無駄だと思うが一応とぼけてみる


「昨日お父さんが......」


昨日あった事を聞いたが

月島父!よくもやりやがったな!?

くらいの感想しかわかなかった


「それで......私、いいですよ」


「はい?」


何がいいの!?


「私、湊さんなら」


「ストーップ!

それ以上は言わせない!」


「何でですか!?

両思いなのに?」


駄目だ、ここは逃げるか......

月島父への復讐も考えなきゃいけないし


「湊さん!?

何処に行くんですか!」


俺は追ってくる月島を振りきるとトイレにこもり、今後の対策をねる

やばいな、これ以上俺に関わらせる訳にはいかない......


「湊さ~ん?」


トイレの外で月島の声がする


「湊さ~ん?」


あいつトイレに入ってきやがった!?

しかも一つ一つ個室を確認してるし......

やっぱりあいつを何て考えてる余裕も無くなった


「ここも違う」


怖いですって......

昼間なのにホラーゲームやってるみたいな雰囲気が凄いするんだよ

ホラーゲームの主人公どんだけ怖い体験してるんだよ!

マジで同情するわ


「ここも違うか~

後はここだけ、湊さん居てね」


どうしよどうしよ......

このまま見つかったらやばいし(ホラーゲームならゲームオーバーだね)

かといって逃げ道なんて無いし......最後の頼みはここか

その瞬間


「あれ?ここにもいないの~」


ガッカリした声でトイレから出ていく音がする

ホラーならここで上見るとのぞき込まれてるよな......


恐る恐る上を見るが誰もいない

そのおかげで心に少し余裕が出来た


「た、助かった」


俺はSHRショートホームルームが始まるまでトイレからでれなかった


SHRが終わりすぐトイレに向かおうと教室の扉を目指すが


「何処に行くつもりですか?」


「いや、それは......その」


「話したい事があるので席に戻ってくれますよね?」


「......はい、わかりました」


俺って無力だな

女子の笑みと笑ってない目を見た瞬間何も出来なくなる

1行ずつあけてみました

色々考えた結果「()」はやめます


それと批判等の感想待ってます(その方が改善点わかりますし)


次回は3日~1週間以内に投稿します

また見てもらえると嬉しいですノシ

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