始業式
更新遅めです
ある日の帰り、俺は同じ学校の生徒と思われる美少女を助けてしまった
その日から全てが狂いだした・・・
「おはよう湊!今日から2年だな」
「おはよう、明日のミラクルハッピー妹達の楽園買いに行くのか?」
「当たり前だろ、あれは妹が色々ご奉仕してくれるゲームだぞ!」
「お前本当にロリコンだな・・・」
自己紹介?それは後でわかる事、だが一つ言っておく・・・俺の名は湊だ
見てわかるように俺達はオタクだ
しかも俺はリアル女子に興味などないくらい廃人だ
そんな俺でも困ってる女の子を見てるとほおっておけない
それは母親のせいだ・・・
俺は母親に「女の子が困っていたら必ず助けなさい」といつも言われていた
寝てる時にも言われ続けていたから助けずにいられない体にされてしまった
「何やってんだ・・・もう始業式終わったぞ、クラス分け楽しみだな」
え?いつのまに始業式始まったのかって?そんなの当然母親に寝てる最中って所でもう始業式始まってたんだ・・・まぁ寝てたけどな
「クラス何て何処でもいい」
「そう言って~後で後悔するなよ~」
俺は常に後悔してるようなものだぞ、何を今更・・・
何か悲しくなってくるな
「お!お前と一緒のクラスだ」
「・・・まじかよ」
「本当だぞ、見てみろよ」
本当にありやがった・・・
「また1年間よろしくな」
「おう・・・」
「あの~・・・」
二人同時にその声の方向に向く、その瞬間俺は逃げたくなった
「この前はありがとうございます、そしてこれから1年間よろしくお願いします」
やべ~・・・そう思った時には遅かった
「み~な~と~く~ん」
「坂井落ち着け!」
「この裏切り者~」
走って行ってしまった
「私何か悪い事しましたか?」
「いや、気にするな」
どんな言い訳あいつに言うかな~
俺はその場を離れ坂井を探しに行く
「いたいた、探したぞ」
「なぁ、俺思うんだ」
「どうした急に?」
「お前がリアル女子に興味が出てきたように俺も変わるのかなって」
「変わるのが当たり前だろ?」
「そうだよな・・・お前は2次元を卒業したんだ、俺もお前の前では2次元の話題は避けるよ」
「お前本当に馬鹿だろ?」
「お前に馬鹿って言われるとまじで傷つく」
「そうかい、っで俺はオタクを止める気はないぞ?」
「本当か?」
「本当ですか・・・」
さっきの女子だ、残念ながら名前を知らない
「本当だ、俺はオタクだ」
「そう、ですか」