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20代最後のゲイのエッセイ  作者: 赤井獺京


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ゲイはどのタイミングで自分がゲイだと自覚するのか

ゲイはいつからゲイか。


自分がゲイだと自覚したのは……。と思い返してみると、自覚したという記憶は見つからない。


記憶のある限り、物心がついた頃から男の子が好きだったと思うしそれに対して変なことだと思っていなかった。保育園の頃はおままごとを女子としていたしハム太郎の人形で一人遊びもしていた。そして教育テレビはなぜかテレタビーズだった。


テレタビーズのティンウィンキー(男の子)は赤いハンドバックがお気に入りと言うキャラクターだった。女の子が持つような赤いハンドバックだ。それに彼はジプシー(男の子)と言うこのことが好きだという設定だった。男の子二人。女の子二人のキャラクターの中にゲイが一人混ざっていた。


それを幼いうちから見ていた僕は、男が男を好きになる、と言う構図は普通のことであると思っていた。

それにどこかのタイミングで、自分はゲイで他と違う、と悩んで病んだということは無かった。テレタビーズを見ていたから、そういう人たちもいて当たり前の認識だった。だからと言ってカミングアウトをすることも無かったけれど、田舎のゲイはゲイらしくノンケのフリをして生きてきた。


僕は生まれつきからゲイであるけれど、人によっては途中から同性を好きになる人間もいるらしい。


これについては正直、元からゲイやバイセクシャルの気があっても本人が自覚していないだけで、途中で変化したわけではないと思う。


僕の元彼は一卵性の双子だった。元彼の双子の弟は生まれつきゲイだったという。だけど元彼は途中から恋愛対象が男に変化したというけれど、これはもともと男にもイケた口であるだけだと思う。


僕がゲイである意味が分からない。


性的自任は男でしかない。女の子になりたいなんて思ったことは一度も無い。ただ好きになる対象が男という。ただそれだけ。


普通の人間としてはそこだけ作り間違えられた。

不良品なのかもしれない。


良品な人間になりたいか。家庭を持って子供を育てる。


なりたい。


心のどこかではまだそう思っている。


だけどそれは自分を騙して女の子と結婚をしてまでじゃあない。


そんなことはしたくない。


不良品は不良品のまま、それらしく生きるだけ


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