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20代最後のゲイのエッセイ  作者: 湊 俊介


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クリスマスパーティーインザキッチン

クリスマスはどのように過ごしたでしょうか。インスタグラムを見れば綺麗にクリスマスの飾りつけをした場所に並ぶ豪華なケーキ、お酒の写真が沢山上がっていました。僕もちゃんと用意をした。


少しいい銘柄の日本酒と、チキンとケーキを予約した。ピザも欲しくなって当日にピザも買いに行った。だけど悲しいことに引っ越しの準備で部屋は散らかっていてクリスマスパーティーは必然的にキッチンしか会場が空いていなかった。シルバーのシンク台の上にパンをこねる時に使っていた木の板を置いてその上にアルミホイルを敷いた。オーブンで焼きなおしたチキンと、ピザはオーブンレンジの上に置いて狭い豪華なクリスマスパーティーは始まった。



 

決してインスタ映えのしないクリスマスパーティーだけど満足だった。2人でブルーチーズのピザにかぶりついて美味しいとうなずきあって、贅沢に日本酒を5本も開栓して飲み比べをした。この日本酒は気難しい女性みたいだ、仲はいいのに打ち解けない感じのタイプだとか頑固なおじさんみたいな日本酒だとか、人間に例えて言い合った。チキンもうまいとかぶりついて、あっという間に酔いは体中を支配していた。お互いにこんなクリスマスでも楽しめる。こんな関係が幸せだなと思った。そりゃあ、お洒落な空間でお洒落な食事、きちんとした格好が好みなカップルがいるかもしれない。付き合っているうちの2人の価値観が合っているということが大切なのだと思った。

 

結局2枚買ったピザは1枚しか食べられなくて、4000円した4号のクマのクリスマスケーキは箱を開きもせずに翌日の朝ご飯になった。気が付いたら24日の夜は終わって朝を迎えていた。こんな楽しいクリスマスを来年も迎えたいと思った20代最後のクリスマスでした。


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