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20代最後のゲイのエッセイ  作者: 湊 俊介


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ゲイの賃貸探しの旅①

ゲイカップルの賃貸探しの旅


同棲をしようかと考えて半年がたった。

パートナーは20数年実家暮らし、自称『子供部屋おじさん』

僕と出会った1年前から、一人暮らしをしようかとの話はしていたけれど現実的に金銭面を考えると同棲の方が安い事に気がついたようで、一緒に暮らすことを視野に入れていた。


パートナーは部屋探しの熱量に波があるようで、何も引っ越しの話をしなくなったと思うと急に良さそうな賃貸のリンクが送られてきたりした。僕的には住むところにこだわりは無いし、家賃が少しでも安くなるなら大助かりだった。それに一緒に暮らしたい。


ネットの海を波乗りして目を引かれたのは一軒家だったり広いアパートだったり4軒ほど、ピンとくる賃貸があって勢い余ってそのまま見学の申し込みをしてしまった。

まあ結局この時目星をつけた賃貸は全部見学すらしなかったのだけど。


強いて言う条件は向こうの通勤に便利な場所。パートナーは今通勤に2時間かけて実家から通っている。だから通勤圏内であれば基本的にこだわらない。僕もこれを機にバイト先を変えるのもいいだろうと思った。

今は11月で、来年の2月くらいに引っ越せたらいいなくらいで気楽に思っていたけれど、たまには勢いも大切かと思った。それにお互い転職だったりの急がない引っ越しだから勢いでやらないと進まない。


パートナーが賃貸見学の申し込みをしてくれた。するとネットに掲載されているものならどれでも見学可能ですよ、とのことで最近は便利になったなと、不動産事情を知らないけれどそんなことを思った。申し込みをした不動産屋さんの口コミを調べてみると評価も良かった。星が4点台で書かれている口コミもサクラじゃないように見えてそこにお願いしようと決めた。


何より決め手は、担当者の名前がパートナーと同じ名前で漢字も同じだった。

名前自体は決して少なく無い名前だけど、当てた漢字が少し珍しい。


部屋を『かすがい』にする。家を購入する訳じゃないけれど、結婚が無い同性カップルとして、同棲は1つの目に見える繋がりになるんじゃないだろうか。


不安と期待を込めて待ち望んでいた見学の2日前、パートナーがインフルエンザになった。


名前の同じ担当者にメールをしてもらって見学は次の週へ持ち越しに。


続く。


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