第8話 世紀末オシャレ番長!
今日の作者
作者は悩んでいた。
ハヤシライスのルーとビーフシチューの違いは何なのかと・・・
カレーライスのルーとハヤシライスのルーの違いなら分かるのに!
なぜだ!
なぜなんだ!!
作者は空に向かって叫んだ。
空は何も答えず、そのコバルトの青さを作者の瞳に映すだけであった。
不意に風が吹いた。肌を刺すその風の冷たさに作者は気づいた。ああ、もう秋なんだと。
それは、全裸でいられる季節はとうの昔に過ぎてしまったことを意味していた・・・
作者はパンツを履くために急いで家路につこうとしたが、時すでに遅く、警察官に取り囲まれてしまっていた。
「違うんだ!僕は悪くない!夏の太陽がさせたことなんだ!!」
作者は叫んだ。だが、誰も作者の声に耳を傾けるものなどいない。それどころか
「なにが夏の太陽がさせたこと、だ!郷ひろみかテメェは!」
通行人の心ない野次にさらされながら作者は警察官に連れられてドナドナされてゆくのであった・・・
本編
ペロタンは服を着ていた。裸じゃないよ。
もし裸だったらおちんちん丸出しだよね。
ペロタンは宇宙生物、宇宙の素材のすごい服なので、ペロタンが変身して大きくなっても小さくなっても大丈夫。
しかもすごいから形や色まで変わるのだ。
だから、今のペロタンは、世紀末に合わせて、北斗の拳のケンシロウみたいな格好をしているんだ。
「はぁ〜・・・なんだよ、この語彙力・・・
“すごい”しか言ってないよ・・・」
タロウは呆れていた。
ペロタンが隣にやって来て声をかけた。
「おいおいそんなこと気にしているのか?」
「だって、作者はちょいちょいPVがどうとかポイントがどうとか言ってるけど、この語彙力だよ、この文章力だよ・・・
これでポイントくれだなんて、カレー屋で客にウンコだしてお金をもらおうとしてるようなもんだよ!無茶苦茶だよ!」
ひとしきりタロウの愚痴を聞いたペロタンはタロウの肩に優しく手を置き
「なぁタロウ、こうは考えられないか。
ウンコを食って喜ぶ客もいるかも知れない、と・・・」
「そんな客は最初からカレー屋じゃなくて別のお店に行っていると思うよ・・・」
「ひょっとしたら“目覚めちまう”ってこともあるだろ。」
「・・・」
なんかどうでも良くなったタロウは話題を変えた。
「夕陽がきれいだね・・・」
「ああ・・・」
二人は夕陽を眺め続けた。
そうして村の1日は終わってゆくのであった。




