表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/27

Game 03

「その……『チーム』というのは何ですか?」

 さっきの委員長が挙手しておずおずと女神に訊く。

『ではまずそれに関わる【配役】について話しましょう』


5.選んだカードは数字で『王族』『平民』『革命家』『影』に分けられる。【K】【Q】【J】が『王族』、【10】から【2】が『平民』、【A】が『革命家』、Joker=【X】が『影』となる。

 なお【審判の天秤】に乗せる駒の【魂の重さ】には【配役】による補正はない。


6.『王族』には武器として『剣』が与えられる。これにより『王族』同士の差は無くなり、かつ【天秤】に乗らなくても『王族』は他の『王族』を殺すことができる。その際に『王族覚悟』と宣言することで先制攻撃成功とみなされる。この場合【K】や【Q】同士の戦いであっても相討ちとはしない。

 ただし、『剣』を『王族』以外に向けることは禁忌タブーとする。もし『剣』を向けた場合、その『王族』は『天罰』を受けて死ぬ。つまりミスは許されない。


7.『革命家』には武器として『銃』が与えられる。これにより『革命家』は【天秤】に乗らなくても『王族』を狙撃して殺すことができる。『王族覚悟』と宣言することで先制攻撃成功とみなされる。

 ただし、『銃』で『王族』以外を殺した場合は『狙撃失敗』となり『処刑』されて死ぬ。つまりミスは許されない。


8.『影』である【X】は、【J(王太子)】が殺されたときスペアの【J】として繰り上がり『王族』となる。それまでの扱いは『平民』の【10】と同じ。


「うーん、将棋の歩成りみたいなもんか?」

「まあそういうこってしょう。【J】が死ねば自分も『王族』になれるが、バレれば今度は秤に乗らなくても命を狙われる。難しい役どころですわ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ