現実を確定させないために
受け入れられない自然現象に
抗おうとしても無駄なことを
理解はしていても飲み込めない
理不尽だと叫ぶしかできずとも
そうしていればいつかは
何かがどうにかしてくれる
生まれた星が違えば
こんなことはなかったのか
ただ目の前で起こったことに
ごった返した感情と
有り得もしない空想論が
溢れ零れて無意味に酷くする
今この惨状を受け入れたら
二度と元には戻れない
確定させる前に叫ぶだけでも
抵抗という現実を逃避で
この場を変えられるつもりになれる