僕を下手糞に演じる者の戯言
それを誰かのせいにすれば満足か?
そう言われれば返す言葉は無い。
幸福か不幸か……今の自分の基準を決めるのはてめぇ自身。
こんな僕が生きられる残酷な世界を……
喜ぶべきか、悲しむべきか……
幸せなのか、不幸なのか……
その正しい答えを誰かに教えられたところで、僕は理解しようとしないのだろう。
救われようとしないのだろう。
弱さや醜さを戯言にする事で、僕という存在を肯定する。
それに何の意味がある?
壊される前に壊すことで守れた気になっているのか?
何もかもが壊れそうで、不安だらけな明日がただ怖くて……
そんな未来に何を求めているのか……ただわからなくて。
そんな未来に何を求めて生きるのか……ただわからなくて。
今を、明日を恐れているのに……どんな未来に救いを求めるのか?
いつだって、僕の夢は脆く曖昧で……
いつだって、現実は僕に真っ暗で酷く残酷で……
もがいているんだ……
抗っているんだ……
こんな世界を生きるために僕は僕という人物を、
下手糞に演じ続ける。
何かを始める勇気も無いのに……
それを終える度胸も無いのに……
変わらない人生を……悔やみ続けて……
いったい、何を大事にしているんだ?
ほら、自称、得意の言葉を言ってみろよ。