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『乃愛っち。来ました』

『うわぁ。また来た』

『ログインボーナスください』

『勝手にログインしてきたじゃんかぁ。……鮭とばならあるけど』

『ピピ、女子力五……。ゴミですね』

『美味しいじゃんかよぉ』


 美味しいのは認めるけど中年男性みたいな食生活だな。


『もっと女子っぽいこと言ってください』

『スマホがなんもしてないのに壊れたぁ』

『お、女子力五十……。なかなかですね』

『……こんなんでいいんだ』


 というか、もっと可愛いセリフ言えよ。


『というか、さっき本当に脱いだの?』

『隣の部屋なのに聞こえないんですね』

『そりゃそうでしょ。壁に耳をくっつけないと聞こえるはずないじゃん』


 実は俺の部屋のベッドは乃愛の部屋のほうにぴったりとくっついているため、ベッドで寝ていると自然と聞こえてしまうのだ。


『脱ぎました』

『え、ど、どどどどどうだった? エッチなことしたの?』

『乃愛っち。鼻息が荒くてキモいです』

『だって、気になるじゃんかよぉ』

『あと汗もすごいです』

『人と話すことないから仕方ないじゃんかよぉ』

『それと目つきもいやらしいです』

『オーバーキルしてくるじゃんかよぉ。死体に鞭打(むちう)ちは楽しい?』

屈伸(くっしん)したいほど楽しいです』

(あお)るなよぉ』

『そんなあなたに質問です』

『弱った心につけこんでくるじゃん。悪魔かな?』

『乃愛っちの好物ってなんですか? やっぱりカレーとかハンバーグですか?』

『味覚が小学生じゃんかよぉ。好きだけどさぁ。……まさか用意してくれるの? 元気出せって?』

『いえ、まさか』

『さっきから気持ちがジェットコースターだよ』

『ということはやっぱりお兄さんのほうもカレーとハンバーグが好きってことですか?』

『兄だからって好きなものが一緒とは限らなくない?』

『なるほど。そういうものなんですね。一人っ子なのでわかりませんでした』

『お兄ちゃんは……何好きなんだろ。(かすみ)とか空気とか好きなんじゃない?』


 仙人か。


 おい。お前妹だろが。


『さっきから思ってましたけど全然先輩のこと知らなくないですか? 本当に兄妹ですか?』

『あんま仲良くないからね』

『意外ですね』

『まー、ボクはほぼ引きこもり同然だしー。そんなもんじゃない?』


 俺もインドア派だが、乃愛は更に上をいっている。


 風呂すら一週間に一回。ご飯だって基本はカロリーメイト一筋だ。


 しかも、ゲームをヘッドフォンでプレイしているせいで乃愛の部屋からはほとんど物音が聞こえない。


 たまに生きているのか心配になるくらいだ。そのため、こうやって聞き耳を立てて生存を確認していることもある。


 まさか女子の会話に聞き耳を立てることになるとは思わなかったけど。


『正直、女の子の手料理ならなんでも喜ぶと思うけどねぇ。でも、帆乃って料理駄目でしょ』

『おっと、それは偏見(へんけん)では?』

『調理実習の時、包丁をナイフみたいに逆手で持ってたのに料理得意なわけないじゃんかよぉ』


 それ完全に戦闘スタイルだ。


『最悪、カップラーメンでもいいんじゃない?』

『それはつまらないですね。もっとアレンジを利かせましょう』

『それ料理の初心者がよく失敗するやつじゃん。余計なことせずレシピ通りに作るのが一番美味しいって』

『でも、何かのアレンジはしたいです』

『絶対普通にしたほうが美味しいって』


 俺もそう思う。


『ですが、ここで先輩に料理上手だと思われたいんです』


 いや、別に料理が下手でも構わないんだけど。


 大事なのは心だ。


 ……いや、さすがに()げすぎて真っ黒になった卵焼きとかは食べられないけどさ。


『帆乃……。うん、ボクも女だからね。その気持ちはわかるよ。わかった。ボクも付き合うよ!』

『さすが乃愛っち。で、料理経験は?』

『……調理実習の時、食べる係だった時点でわかってくれよぉ』


 乃愛が料理してる姿を見たことないからなぁ。


『なるほど。戦力で考えると乃愛っちは料理力1といったところですね。私は蛇をさばけるので料理力2ですね。ということは料理力が高い私が主体で料理を考えます』

『料理力1しか変わらないのにマウント取ってくるじゃん。というか、蛇がさばけるって料理力じゃなくてサバイバル力って感じじゃんかぁ』

『では、早速料理を作りに行きましょう。キッチン借りていいですか?』

『ボクはいいけどお兄ちゃんにも聞いてよ。前にお兄ちゃんのミキサー使ったら怒られたことあるんだよね』


 無断で借りて洗わらないで放置したからだろ。


『わかりました』


 部屋から出て行く音が聞こえた。


 おっと、こっちに来るんだな。


 素知らぬ素振りで対応しないと。


 今まで話を聞いてたなんて知られたら怒られるどころじゃない。下手をすれば嫌われるレベルだ。


 ただそれでも、乃愛が楽しそうに会話をしているところを聞くのは嬉しい。姑息(こそく)だが、二人の会話をもっと聞きたいという気持ちもある。


 乃愛は俺と仲が良くないし、仲が良くなりたいとも思っていないようだが、俺自身としては仲良くなりたいと思っていた。


 いつも距離を感じていた。


「ちょっといいでしょうか?」

「ん? なんだ?」


 今気付いたというように手にしたスマホを置く。


「キッチンを貸していただきたいのですが」

「ああ、別に構わないよ。何か作ってくれるの?」

「はい、私の得意料理を披露(ひろう)するつもりです」

「へー、何の料理?」

「それは秘密です。またあとで来てください。本当の料理を見せてあげましょう」

「料理漫画の勝ち確定演出(かくていえんしゅつ)だ!」

「すみません。言ってみたかっただけです」


 ちょっと期待してたのに。


「ですが、期待していてください。味は本物です。タイトルをつけるなら『令和最新版 史上最高料理 最新技術搭載』といったところです」

「サクラレビュー多そう。途端に怪しくなってきたよ」


 だが、珍しく自信満々な表情だ。どうやら料理が得意というのは本当みたいだ。


「わかった。キッチンは好きに使ってくれ」

「ありがとうございます」


 部屋から出て行った帆乃を見送ると同時に俺の腹がはらぺこ協奏曲を奏でる。


 まともなご飯なんて久しぶりだな。


 ふと気が付けば、自然と笑みが浮かんだ。自分で思ったより楽しみにしてるようだ。


 空いた時間は適当にスマホでゲームをして過ごす。


 すると。


 コンコン。


「先輩調味料借りていいですか?」

「いいよ」


 コンコン。


「先輩、冷蔵庫に入ってる生麺(なまめん)貰ってもいいですか?」

「いいよ」


 度々(たびたび)、帆乃が声をかけてくる。


 一件傍若無人(ぼうじゃくぶじん)のメイドのようにも思えるが、実は律儀(りちぎ)なんだよな。


 麺を使うってことはラーメンかな。


 コンコン。


「ちょっとチェーンソー借りてもいいですか?」

「待った。料理に使う道具か?」

「でも、豚とか牛を解体する工場にチェーンソー置いてあるイメージありますよね?」

「ゲームだと殺人鬼がいるステージだろ! そもそも我が家にチェーンソーはない!」

「わかりました。――乃愛っち。チェーンソーはないそうです」


 キッチンにいる乃愛に向かって帆乃が叫ぶ。


「ええー、このうちって調理道具もまともに揃ってないのー!?」

「チェーンソーは調理道具じゃないだろ!」


 思わず叫び返してしまった。


「お兄ちゃん使えなーい」


 チェーンソーある家庭のほうが少ないだろ。


「仕方ありません。乃愛っち。家にあるものだけで仕上げましょう。それでは失礼します」


 なぜか貴族っぽくスカートの端と端を摘まみ上げて優雅(ゆうが)な仕草で一礼する。


 それメイドというよりも令嬢(れいじょう)の仕草だろ。


 相変わらずメイドを勘違(かんちが)いしてるなぁ。


 さてと、あとは夕食まで寝てようかな。


 ベッドに寝転がって目をつぶる。


 そのとき、枕の下から小さな声が聞こえてきた。


『うわ! なにこれ! マジでやばいって!』

『お、さすが乃愛っち。料理は火力ということですね』

『んなわけないじゃん! 家をレアで焼くわけじゃないんだけど!』


 帆乃と乃愛の声が聞こえてきた。相変わらず(さわ)がしいな。


 そういや、この部屋の下はキッチンだった。


 ……ちょっと心配になってきたな。


 俺は部屋から出ると、一階のキッチンに向かう。


 ドアの前にたどり着くと。


『どうにかしてよ! やばいって! マジで怖いんだけど!』

『フライパンから手を離せばいいのでは?』

『やばい、怖くて離せない! 助けて!』

「おいおい! 大丈夫か!?」


 声をかけて中に入ろうとするが。


『お兄ちゃん!? 開けなくていいから!』

『そうです。今裸エプロンなんで開けないでください』

「なんだって!?」


 開けようとするが。


『開けたらマジで殺すから! 絶対殺す! 末代まで呪ってやる!』


 お前の末代でもあるだろ。


「というか、裸エプロンで料理するなよ」

『し、仕方ないじゃん。ノリでやっちゃったんだから』


 ノリで脱ぐな。


 お兄ちゃんとして将来が心配になってきた。


『大丈夫です。先輩、私が見てるんで』


 ……火災警報器は鳴ってないから大丈夫なのか。


『乃愛っち。落ち着いてください』


 どうやら帆乃は冷静なようだ。


『火を見つめて』

『う、うん』

『火を恐れるは獣の所業(しょぎょう)。汝は人。火を受け入れよ』

『我は……人。――って、自己啓発セミナーやってんじゃないんだよぉ! 火を克服(こくふく)する方向性にするんじゃなくて単純に火を消してよぉ!』

『どこで消すんですか?』

(つま)まんで(ひね)れば消えるから!』

『こうですか?』

『あん♪ って乳首を摘まめって言ってんじゃないんだよぉ! ボクの命の火を消す気!?』

『前々から乃愛っちの乳首を摘まめばどうなるのか気になってたので』

『タイミングおかしくない!? そういう状況じゃないんだけどぉ!』

『でも、手が離れましたね』

『ほんとだ! ――よし! 消えた!』

『危なかったですね』

『ほんとだよ!』

『で、この黒いのが乃愛っちの料理ですか?』

『二人の共同作じゃんかぁ。なんでボクだけに押し付けるんだよぉ』

『そうですね。では、『愛を知らぬ悲しき獣』とでも名付けましょうか』

『料理につける名前じゃないじゃんかぁ』

『では、『地中海風愛を知らぬ悲しき獣ゴルゴンゾーラ』とでも名付けましょうか』

『ゴルゴンゾーラってチーズの名前だから。あとこれカレーだから』


 生麺使ってなかった?


『この悲しきモンスターはどうしましょうか?』

『名前違うじゃんかぁ。とりあえずお兄ちゃん行きだよね』

『そうですね』


 ……悲しきモンスターを俺が食べるのか。


『さすがにこのままだと見栄(みば)えが悪いので何か添えましょうか』


 見栄えの問題か?


『じゃあ、弁当で残ったパセリ入れとく?』


 それ乃愛が嫌いだから残したやつだよね?


『お、いいですね。ついでにケチャップで何か絵を描いてください』

『無茶ぶりするじゃん。描くけどさ』


 なんだかんだで乃愛は付き合い良いよな。


『じゃん! できたよ!』

『なんですか? これ? ベネッセのロゴ?』

『ボクと帆乃だけど』

『……無難にメッセージ入れておきしょう』


 乃愛は絵が苦手だからな。


『いいと思うんだけどなぁ。で、なんてメッセージ?』

『手短に申し上げます。この木曜日にウィキペディアの中立性を守るためのご寄付をお願いします。読者の98%は見て見ぬ振りをして、寄付をしてくださいません。もしあなたが今年すでに寄付をしてくださった特別な読者なら、心から感謝いたします』

『全然手短じゃないやつじゃん』

『冗談です。……本当は……』


 どうやら小声で話しているらしく内容が聞こえない。


『マジで?』

『はい』

『別にいいけどさ。それ普通に言ったら駄目なの?』

『……それはできません』

『なんで?』

『……恥ずかしいので』


 珍しく弱ったような声だ。


 普通の人なら気を使って詳しく聞かないだろう。


『恥ずかしい? なんで? なんで?』


 でも、乃愛は違う。


 空気を読むということを知らないため、ずかずか踏み込んでくる。


『……』

『……あ、別に言わなくてもいいかもというか言い過ぎたっていうか』


 そして後から失言(しつげん)に気づいて、罪悪感(ざいあくかん)を抱くタイプだ。


『ま、まぁ、気にしなくてもいいって』


 何を書いてくるつもりなんだ。


 ちょっと怖いがドキドキしているのも事実だ。



 コンコン。


 ノックの音が聞こえてきた。最初に比べれば遠慮(えんりょ)がなくなった音のような気がする。


 ドアを開けて帆乃が入ってきた。


「先輩。餌の時間です」

「言い方はご主人様に対するものじゃないよな?」


 ペットみたいに言うな。


「先輩みたいなペットなら飼ってみたいです」

「俺は嫌だよ」


 後輩のペットになるなんて俺のプライドが許さない。


 ……後輩の世話になっている時点で説得力はないけどさ。


「私、ペットと一緒に寝るタイプの女子なんですけど」

「……それでも嫌だ」

「お、ちょっと迷いましたね。さすがは先輩。自分に正直ですね」

「いいから、ご飯ってどれ? 一緒に持ってこなかったのか?」

「こういうのは演出が大事なのです。ちょっと待っていてください」


 開いたままのドアから廊下に出るとお盆を持って戻ってきた。


「お待たせしました」


 目の前にはパセリが置かれた皿。


「……弁当で残ったパセリだけ? いじめか?」

「前菜です」


 ……仕方なくパセリを食べる。ぱっさぱさだよ! 口の中でぱっさぱさダンスしてるよ!


「お待ちかねのメインディッシュです」


 さて、何が書いてるかな。


 楽しみにしていると。


『好きです』


 帆乃に目を向ける。


 珍しく頬を赤く染めていた。


「……」

「え、マジで?」

「マジです」

「ど、どうして?」

「先輩が強い人だからです」

「だって、先輩は私が上から落ちてきたとき、避けませんでしたね」

「それは……避ければ、お前が怪我しただろ」

「そういうところが好きです。だから、ずっと探してました」

「そんなこと急に言われても」

「……そうですか」


 そう言うと、帆乃はさっと背を向けた。


「……どこか行くのか?」

「正体がバレたのでもうここにはいられません。昔話の定番ですよね」


 言い終わると、部屋から出て行こうとする。


 一瞬、嫌な思いがよぎった。


 このまま行かせてしまうともう会えないような。


 別れと終わりの気配。


 この気持ちが恋なのかわからない。


 それでも。


 唇に触れた白い手の感触と熱が今でも残っている。


「待ってくれ!」


 俺の気持ちがはっきりしていない以上、好きとは言えない。だから。


「お前ピーマンだろ! それ鶴じゃん!」


 ツッコミを入れた。


「まさか、ツッコミを入れるために呼び止めたんですか?」

「……他に引き留める言葉が思いつかなかったんだよ」

「でも、先輩は優しいので罪悪感を抱えた私があのまま出て行かせるはずがないと思ってました」

「なんで俺のことがそんなにわかるんだよ」


 俺は帆乃のこと知らないのに。


「ずっと見てましたから」

「え」

「嘘です」


 一瞬、ドキッとしてしまっただろ。


「……なんだ」

「残念そうですね」


 いたずら猫みたいな表情で帆乃が覗き込む。小悪魔の尻尾みたいなのが見えるよ。


「別に」


 心が読まれていることが気に食わず、つい素っ気ない態度を取ってしまった。


「それも嘘です。だから、また会いに来ます」


 帆乃が目を細めて薄く笑った。それを見て、何故か知らないが、胸の熱が再び熱くなった。




 それから数日後。


 学年が違う帆乃とは会う機会はない。


 もう会えないかも。


 そう思っていたが。


「おかえりなさい」


 部屋に入るとメイドがいた。


 ……なんかデジャブだぞ。


「え、なんでまたいるの?」

「なんでとは? また来ると言いましたよね」

「言ったけどさ。俺が幼い頃助けたピーマンなんだよね? 正体ばれたらもう来ないんじゃないのか?」


 あの感動的な別れはなんだったんだ。


「今の私はあのときの私ではありません」

「どういうこと?」

「今の私は先輩に幼い頃ゴミ箱に捨てられた――もとい、助けられたウエハースの妖精です」


 そういえば、おまけのシール集めていたとき捨てたかも。


「そんなわけで今日は掃除をします。安心してください。乃愛っちの部屋から『掃除で裸・男(ら・まん)菊門(きくもん)を花瓶にする収納術』というBLゲームを参考資料として持ってきました」

「絶対参考にならないだろ」

『あー、ボクのゲームがないいいいい! あれ見られたら生きていけないじゃんかよぉぉぉ!』

「無断で持ってきたのか」

「てへっ」


 無表情に舌を出す。


 とんでもないメイドだ。


『お兄ちゃぁぁぁぁぁん!』


 ドタドタと足音を立てて妹がやってくる。


 さて、なんて言おうか。


 いつの間にか俺の唇の端には笑みが浮かんでいた。





「面白い!」
















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― 新着の感想 ―
[一言] ラブコメ?と思って読んでみたらコントがメチャメチャ面白かった。 特にアマ〇ンで売ってそうな中国製Bluetooth機器みたいな名称やアニメ作品の破壊と再生の下りは笑えたw。
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