第一話 食事
(連続投稿し続けているけどそろそろお腹がすいてきたので)初投稿です。
あれから数年経って・・・なんて言い方が出来たらなぁ・・・と思いつつ、名無し人間の俺0歳!今日も元気に世話されてます!
転生物とかだったらさ、赤子の時代ってササーっと流したりするけど、私、思うの。
現実と違いすぎてる所の受け入れる部分って、大事じゃない?
もっと教えていただけたら幸いでした。
今の私ですか?
・・・授乳中ですよ?
ええ、みなさまよく美人の母親のお胸様から頂くものですよ?
私はお犬様のお乳から頂いてますが!
え、これ大丈夫なの?とかすごく思うんですけど、お犬様の優しげな瞳とみなさんの視線に耐えられず・・・
あ、ごめんなさい、そんなことないです!とても美味しく頂いてますし、優しくしていただけるのはホント嬉しいです!
・・・こんなキレイな方から飲ませていただけるなんてほんと嬉しいなぁ・・・!
あ、一応断っておきますけど、私、喋れませんからね?
なんとなくこう・・・あ、あれだ、ニュアンスが伝わってる、的な?
と、とりあえずそれに関してはもうちょっと分かったらいいなぁ、なんて。
でもね、今の現状、すごく怖いです。
横の私の本来のお母様に比べて倍くらい大きそうなお犬様たちやこれまたそのお犬様の倍くらいありそうなお熊様、そこらに生えてる木よりも大きいお鳥様、足で私をおせんべいに出来そうなお蜘蛛様。
お猫様は私くらいの大きさのようですこし安心しますけど、なんで他の皆様と一緒にいて怖くないのでしょうねぇ・・・。
そしてお鹿様、あなたがここにいて全く恐れていないのが一番ある意味怖いのですが・・・。
あ、お蜘蛛様。
私が気ままに動かないと分かったからなのかお洋服を作ってくださったのですね、ありがとうございます。
あ、お鳥様、それに装飾するかのように羽をつけていただけるのですか、ありがとうございます。
あ、お熊様、お猫様、お鹿様、別に何も出来ないとしょんぼりなさらなくても大丈夫ですよ。
いえいえ、要らないのではなくてしてくださろうとしているお気持ちが有難いのです。
あの、お犬様?
そんなドヤって感じをなさらなくても良いのでは無いですか?
あ、いえ、怒ってる訳では無いです。
みんなで仲良くしたいだけなのです。
私の安全のために!
食事も終わった頃、お猫様が何か教えたがっているような様子でしたのでじーっと見ているとわかりました。
あ、これ、狩りの仕方だ。
お熊様が呆れてるみたいですけど、私もちょっと早いかなーなんて・・・。
あ、ごめんない、ごめんなさい!
教えてくれてありがとうございます!
やー、ちょうど興味もあったんですよねー!
お鹿様、そんな怖、強く圧り、言わなくても大丈夫です!
私のわがままですので!
・・・あ、皆さんごめんなさい、お腹がいっぱいになって眠くなってきたので寝させてもらってもいいですか?
すみません、おやすみなさい。
(主人公が)羨ましい・・・
というわけで第一話ー!
進みがゆっくりかもしれないけど、結局はどこかしらで時間は飛ばす予定。
そら主人公がいつまでも0歳は無理やろ()。