表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
騎士になりたかった魔法使い  作者: K・t
第八部 騎士見習い編―後半
125/193

「人物紹介&用語集」その3

第七部と第八部についてです。

設定説明より、文章で描ききれなかった部分の補完が主になっています。

◆人物紹介  ※メイン数人の年齢や内容は第八部の終了時点でのもの


ヤルン:18歳

魔術学院の講師から一転、お姫様の護衛役として雇われ、騎士見習いに。

それに伴い、マスタークラスの「魔導師」になった。

魔力は更に増え、魔導具の石も濃い赤から漆黒へと変化。

本来は誰にも分からない、発現前の魔力を感じ取る能力があることが判明した。

ココの婚約者にされて戸惑う一方で、最も恐れているのは「女装が趣味」という噂が広まること。


キーマ:18歳

ヤルンに巻き込まれる形で王都に来て、スヴェイン王子の護衛役に。

立場も「剣師」になった。が、それより「ヤルンが王都に行ったらついていく」という願いを叶えたことの方が、本人には大事だったりする。

リーゼイ師範には手紙で知らせたものの、当然、「手紙で知らせる内容じゃない」と叱られた。

二人の婚約については、呆れながらも面白そうだと思っている。


ココ:18歳

姫のスカウトに応じ、ヤルン同様に護衛役・騎士見習い・魔導師に。

魔力も増え、石は濃い青から薄い赤へ。

恋愛対象ではなかったため、「ヤルンと婚約すれば、自分の抱える問題は全て解決だ!」と気付くまでに時間がかかってしまった。

現在の気持ちは、「人として好き」が3割、「魔力が好き」が3割、「一緒にいれば訓練が出来る!」が4割。

実はヤルンの女装姿をこっそり気にいっている。


オルティリト:?歳

ヤルン達をウォーデンに送り出した少し後、姫から「ヤルンを寄越せ」と命令され、諸々の事情もあって王城勤めをすることに。

日中は教官として兵士の面倒を見、夕方以降は弟子達に魔術の手解きをする毎日を送る。

ヤルンの魔力がこれ以上は増えなさそうなのを見て、ガッカリしているが……?


□第七部の登場人物


ルング:40歳

スウェルとウォーデンの間にある関所の兵士長。

知り合ったヤルン達を、水晶を巡るに領間の騒動から救ってくれた。


オフェリア:21歳

ウォーデン魔術学院の若き女性教師。

治癒術の研究が認められ、一人前の魔導師としての地位を得ている。

ヤルン達とは、最初は常識の違いに戸惑いつつも、接しているうちに慣れていった。

誘拐を目撃した時は人生で一番の恐怖を味わった上、説明を受けた後も子ども達にどう説明すれば良いのか、学院長と悩むことに。


メルィーア:?歳

魔術学院の学院長。学院の行く末を案じ、ヤルン達に学院改革の依頼をする。

ふくよかで上品なマダムだが、外見に似合わず、表に裏にと画策する策士。

ヤルン達へのスカウトに失敗したのち、誘拐騒動が勃発。事態の収拾に苦労した。


ハリエ&セオドア:10歳

学院の3年生。ハリエは赤毛の勝気な少女。

セオドアは優等生タイプの眼鏡の少年。

講師が挨拶もなく突然いなくなってしまい、みんなで大騒ぎ。

大人は勝手だ、横暴だ、としばらくは怒っていた。

※この学院の生徒は暴れると危険です。



□第八部の登場人物


セクティア:20代中盤

何年もかけて手に入れた、新しい護衛役にご満悦のお姫様。

この数年の間に、夫であるスヴェイン王子との間に双子の子どもをもうけたが、母親になっても全く丸くなる様子がない。

魔術について勉強中。


シリル&ディエーラ:3歳

セクティアとスヴェインの双子の子ども達。

そっくりの顔付きで、揃って動き、喋る。

ヤルンと接触したことで、魔力を持っていることが判明する。

魔導師になるかは、もっと成長してから決めれば良いはずだけれど……?


ユリア:20代前半

スヴェインの妹で、ユニラテラ王国の第一王女。

セクティアとは初対面時に揉めたものの、その豪胆さに触れて心酔。

義姉おねえ様」と呼んで慕っている。

現在は結婚して城を出ている。


レストル:30代中盤

セクティア姫の護衛役をまとめる隊長。

新入り二人に色々と教えてくれる頼れる兄貴分。

でも、二人の普通じゃない部分にちょくちょく驚かされている。



◆用語集


「魔術学院」

兵役前の子どもに、主に魔術について教える学校。

素養さえあれば7歳から入学可能で、10歳には魔導書が与えられる。

ユニラテラ王国内には幾つか存在している。


「詠唱短縮」

本来より短い呪文で魔術を発動させる技術。

複数の魔術を一つに組み合わせることも可能。


「布」

転送術が組み込まれた魔導具の布。

2枚1対になっており、魔力を注ぐことで物質を移動させることが出来る。

ヤルン達が飛ばされた布には、魔力を強制的に奪う術も同時に仕込まれていた。


「カフス」

魔力が増えたヤルンのために、師匠が用意した「腕輪」の上位魔導具。

耳に装着するため、普段は髪の毛で隠すことが出来る。

石の色も一段階増え、最上位は漆黒。


「宮廷魔導師」

城勤めの文官で研究職。

城に結界を張る業務の他にも、魔術に関する文書の管理、薬の製造などを行う。

騎士や兵士の人手が足りない時には、そちらの手助けに駆り出されることもある。


◆地理関係


「ウォーデン領」

スウェルの南に広がる領地。広さや領民の数はスウェルの1.5倍程度。

放牧による畜産が盛んで、名物はもちろん肉料理。

魔導士の育成にも熱心で、町には魔術学院がある。

包み隠さず書いてみたら、一部が凄いことになっているような気がしますね。

第八部第十話のエピソードを書くまでは、と思って我慢していた分、ココなんか酷い有様です。天然とは恐ろしいものです。


第七部の被害者がオフェリアだとすれば、第八部の被害者はレストルでしょうか。

でも、彼の場合はそもそも主がセクティアなので、仕方ないですね(酷)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ