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公爵家に引き取られて一年。
私は王立学院へ入学することになった。
本来はもっと早くに入学するものだったところを
あまりにも足りないことが多すぎたので
入学できる程度になるまでアルお父様が様子を見ていたという。
お姉様から基礎を一通り教わったあとに
家庭教師としてジェミニ夫人がついてくれることになった。
お姉様が以前教わっていたという夫人の教えはわかりやすく
なにもかも足りなかった私に根気強く教えて下さった。
たくさんの支えのおかげで
私は無事に、お姉様と同じ王立学院への編入が叶ったのだった。




