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2-57

お姉様の婚約者様は、とても気さくな方だった。

「君がヴィクトリアの妹だね」

「はい。シャーロット・リリィ・ミザールと申します」

お屋敷の人以外の前で、この名前を名乗るのはこれが初めてだった。


お姉様に促されるまま、婚約者様の前で

マーガレット様に教わった詩を吟じて

同じテーブルでお茶を飲むことを許されているが

はたしてこれは身分柄許されるのだろうか。

ささやかな疑問を胸にしまって、婚約者様からの質問に答え続けた。







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