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食事も、ミルク粥からいままで通りの内容に戻った。
やはり一度にはたくさん食べられないので
体調を見つつ、徐々に量を増やしていくらしい。
雨が降っていたのでお庭の散歩はなく
代わりにお屋敷の中をゆっくりと歩いた。
まだまだ知らないお部屋がたくさんある。
字の練習の時間は短くて
代わりに、いつもより早い時間に寝台に入れられる。
絵本を読んでいると、お姉様がカップを持ってきてくれた。
温かいミルクの、砂糖ではない不思議な香りと濃厚な甘さに驚く。
この日から、はちみつは私の大好きなもののひとつになった。




