78/200
2-42
今夜は、みんな揃って食事にするらしい。
初めて入った食堂には立派な燭台や磨かれた銀色の食器がきちんと並べられている。
まだ食事の作法は覚えきれていない。
食器も、自分で使うより磨いたことのほうが多かった。
家にいた頃と正反対で、私は椅子に座ったまま
メイドさんがお皿を置いてくれる。
お皿に乗った前菜は、一口で食べられる大きさに分けられていた。
お姉様やお父様たちのお皿と盛り付けが違う。
量も少し少なくなっている。
まだ一度にたくさんは食べられないから、食べきれる量なのは嬉しい。




