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2-26

メアリーさんの言うことを聞く、という罰をもらって、神妙にメアリーさんの前に立った。

「どうか、よろしくお願いします」

鞭で打つのだろうか。

それとも、離れた村まで炭を買いに行くのだろうか。

薪割は苦手なので、出来れば窓や床の掃除だとありがたい。

メアリーさんは、きりっと立って言った。

「それでは、まずはお着換えをして頂きます」

確かに、この恰好では掃除には向かない。

分相応の服に着替えるのが当然だ。

着替えはどこにあるのかと探そうとしたら、両側を女の人に挟まれた。

「そのまま動いてはいけません」

メアリーさんにそう言われてしまっては動くわけにはいかない。

夜着を脱がされ、下着を着せられ、たちまち靴下まで履かされてしまった。

着せつけられたのはリボンのついたピンクの衣装。

絶対に掃除向きの服ではない。

「鏡を向いて、椅子に座ってください」

他の服を頼む前にメアリーさんに命令されたので、鏡台前の椅子に座る。

一人が私の後ろで髪にブラシを当てている。

どういうことなのだろう。

家では逆だった。

私がお嬢様の髪を梳かしては、へたくそと叩かれていた。

メアリーさんは昨日塗られた軟膏と同じものを私の両手に塗って、手袋をつけた。

「今日は、お薬を塗りなおすとき以外、手袋を外してはいけません」

それでは掃除も洗濯も出来ないというと、メアリーさんは頷いた。

「そうです。今日は私の言うことを聞いて頂くのが、お嬢様からの罰ですから」

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