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2-8

私はメイドの手伝いをしていたのにあの子はしていなかった。

だから不思議に思って訊ねた。

「おじさま、あの子は」

言いかけたところで、バチンと音がした。

頬の痛みにじわじわと涙が出てくる。

「わたしのことは旦那様、クラリッサのことは奥様、イザベラのことはお嬢様と呼べ」

間違えたら頬を打たれた。

メイドたちと同じように話しかけないと食事を抜かれた。

お腹がすいたと言っても、誰もパンを出してくれなくなった。

みんなの食事が終わってから、残ったものをこっそりともらうようになった。

箱の奥で古くしなびた野菜だけは

持って行っても文句を言われないことに気が付いた。

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