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夫人に休息を取って頂く時間は、決して二人の休憩にはならない。
午後からは馬の背中で散々に振り回させる。
ふらふらになったところを温室に連れ込み
恐ろしい技を持つ専属のメイドが待ち構える中に放り込む。
ここでは全身に油を塗りたくられたあと
悲鳴を上げるほどの痛覚を訴える箇所を押し込まれる。
全身の疲労でとても食べる気になれないであろう食事も強制的に取らせる。
逃げ場のない別荘生活。
明日以降にも備えて、わたくしは夫人と打ち合わせを重ねた。
打ち合わせが済んで夫人を見送ったのち
二人はそれぞれの寝室で気絶していることを確認した。




