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日差しが強くなる時期に合わせて
大半の貴族は避暑地へ行ったり、涼しい自領に戻る。
学院の関係者も合わせて戻ることが多いので
必然的に学院も少し長めの休みに入る。
休暇に合わせ、義妹と義弟を人の少ない別邸へ連行した。
これならば誰にも見られず二人を存分に虐げることが出来る。
特別に用意させた馬は、10歳も超えた経験豊富な栗毛だった。
世話と調教を任せている馬屋番に懐いているので
二人のいうことなど相手にしない。
義妹を乗せれば悠然と草をはみ
義弟が乗ればぽくぽくと歩くばかり。
わたくしが愛馬とともに牧草地帯を一周してくる間に
ほとんど同じ場所から動いていなかった。
馬に振り回されて疲れ切った様子だったが、容赦はしない。
ここには大型の番犬も飼育している。
真っ黒の子熊ほどもありそうな大型の犬が二人に襲いかかる。
体力の限界まで走り回らせた。




