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学内での昼食時も、義妹の管理は怠らない。
他の貴族家の方々の前で恥ずかしい失態の無いよう、必ずわたくしと一緒に食事をとらせる。
結果的にわたくしの婚約者殿や同級生と顔を合わせることもあるが、それは致し方ない。
目を離すと何をしでかすか分からないからだ。
今だって、いつまでも帰宅の馬車に来ないので何事かと思えば
どこかの男子生徒と話をしている。
この学園にそういった側面があることは暗黙の了解とはいえ
わたくしを待たせるなどもってのほか。
遅れたことをきつく叱る。
何か言いたげだったけれど、さっさと馬車に乗せて連れ帰った。




